暗殺教室 2期 フジTV（3/03）#09

第9話　2周目の時間

E組でも進路相談を行っていた。
イリーナ先生は高級ブランドのスーツをやめて安物のセーターを
　着ていたが、逆に新鮮でエロかった。
業は官僚志望、震災時に政治家は役立たずだった。
それでも政府は機能していたので、官僚が偉いと思ったから。
中村は外交官志望。
実は小学生の頃は神童だった。
でも友達とバカなこともやりたくてE組に入ってしまった。
親が泣くので、少しはやる気を出すつもりらしい。
バカなことも真面目な試験も両方楽しめて嬉しかった。

渚は進路を決めかねていた。
才能的には暗殺者が一番向いていると殺せんせーに相談する。
才能を誰のために、何のために使うべきか考えてください。
結果が出たら暗殺者の道でも、相談にのります。

中間試験が54位に落ちた渚はランクアップは50位以内の
　条件を満たせなくなっていた。
母親は寄付金でD組への転属を手配するつもりだった。
E組で卒業したい渚、しかしダウナーの時は何を言っても無駄。
キレて叫びまくる母親には逆らえないのだった。
そんな母親に愛想が尽きて父親は出ていった。
螢雪大学から菱丸商事へのコースを母親は満たせなかった。
それを渚に叶えさせるために全てを取り仕切ってきた。
殺せんせーに相談すると烏間に扮して担任教師として
　対応するのだった。
イリーナが変わろうと言ってくれるが男女で嘘がバレてしまうから無理。

渚くんの人生は渚くんのものですと突っぱねる殺せんせー。
それにキレて叫んで帰る。
一人で何も出来ない間は母親の2週目で居たほうが良い。
死ぬ気になれば何でもできるはずです。
母親が睡眠薬を盛って校舎に渚を連れてきた。
校舎に火を放てばE組の未練も断ち切れると考えていた。
そこに暗殺者が訪れる。
怯える母親、渚は敏感に察知できるのだった。
そして母親の顔色ばかりを伺ってきた。
それが暗殺者にも気づかずに接近できる技を習得させたのだった。
しかも死神が使った猫騙しの高等技術もマスターしていた。

暗殺者を倒して母親からの巣立ちを決意する。
この力は誰かを守るために使いたい。
親を心配させたくはない。
先ずは朝食を準備してE組への残留を伝える。
好きにしなさい、母さんは知らないわよ、

---次回　「学園祭の時間」---

2周目とは母親の望みのことでした。
母親にとっての2周目、子供に夢を託していたのでした。
お互いに納得できれば良いのでしょうが、結果を先に考えて
　理想を追い求めすぎたのかもしれない。
でも中学生に進路を決めさせる学校もどうかと思う。
進学か就職か以外はないですよね。
夢があっても高校が変わるのはスポーツ選手くらいかもしれない。

渚の能力は母親の顔色を伺って生きてきた賜物でした。
それが暗殺者にとっては天賦の才能でもありました。
でも暗殺以外の利用方法があれば良いですよね。

中村が進路を女子高生とか、モロッコかタイに旅行を勧める業も
　大概ですよね。
女子を欲しかったので母親が長い髪を求めたのは
少しやり過ぎで恐怖を覚える。