蒼の彼方のフォーリズム テレ東（3/21）#11

第11話　わたし負けない！

全国FC秋季大会　仇州西部地区予選が始まった。
2回戦で真白は一ノ瀬莉佳と対戦。
同じ1年生どうしで共に練習した二人。
共に成長の跡を見せる対戦は4-3で真白の勝利。

お昼は真白うどん、勝利の味は格別の真白。
佐藤院や一ノ瀬、真藤、虎魚有梨華と我如古繭もやって来た。
乾沙希とイリーナが目指すのは大会2連覇。
美しく完成されたFC、バードケイジを世間に知らしめ認めさせる。
3回戦で佐藤院は乾沙希と対戦する。
0-8で何も出来ずに圧勝された。
3回戦を勝ち抜いたのは我如古繭、倉科明日香、鳶沢みさき、乾沙希。
真白は我如古繭に負けてしまった。
翌日は準決勝からスタートになる。

鳶沢みさき私設応援団長の真白は朝から気合が入っていた。
Aブロック決勝戦は明日香と我如古。
危なげなく2-6で勝利する明日香、Bブロックの対戦相手と
　決勝戦を待つ。

Bブロック決勝戦はみさきと沙希。
バードケイジを打ち破るためにも得意の接近戦でバトル。
バチバチやろうよ。
ファーストポイントをゲットする沙希、空中高く舞い上がって
　迎撃の体制を敷く。
得意のバードケイジで相手を寄せ付けず圧倒して勝つ。
沙希の戦法にあくまでも接近して何が何でもバトルに持ち込む
　みさきの戦法だった。
みさきの機動力でも沙希に海面にまで追いつめられる。
それならと背面飛行で接近バトルを仕掛ける。
諦めずに攻め続けるみさきに感化されて応じてしまう沙希。
イリーナごめんとバトルに付き合う沙希は強い。
みさきもポイントを奪うが2-3で敗れてしまう。

明日香と沙希が決勝戦に駒を進めた。
こんな美しくない勝利は初めてです、苛立ちを隠せないイリーナ。

---最終回　「もっと・・・飛ぼう！」---

決勝戦で明日香と沙希の対戦のための予選準決勝戦までを
　描きました。
佐藤院が実は引き立て役専門の見事な当て馬役でした。
明日香と準決勝で対戦するのかと思ったら沙希の
　引き立て役になってしまいました。
つまり劇中ではそれだけ強さを認められているポジションでは
　あるのでしょうね。
そんな彼女でさえも倒せない強大な相手の沙希と
　描きたいのでしょう。
お陰で我如古繭に出番が増えたともいえますね。

でも明日香の成長っぷりがトンデモナイ。
素人だった明日香が一ノ瀬莉佳やみさき、佐藤院をも
　凌ぐ実力者に成長している。
ここらは少し何かの理由が欲しい気もする。
尺が足りないので仕方が無いのだが、元陸上部だったとか
　毎日船を漕いでいるとか、某かの理由が欲しかった。
予選を中心に描いたので真白のギャグだけに終わって
　明日香のダメダメですが無いのは寂しかった。