昭和元禄落語心中 TBS(3/25)#12
第十二話
亀屋旅館で落語をする二人。
2ヶ月前に妻を身罷った松田が駆けつけた。
寄席はお二人が居ないので寂しい、助六を待っている。
菊比古の高座が終わり助六と交代する。
良いお客だ、暖かいのに笑い過ぎ無い。
人が落語を語らせる。
みよ吉は菊比古だけを見ていた、助六は見ない。
兄弟子だと思ってトリを任せた。
師匠の形見、八雲だけに許された紋付羽織を助六に着せる。
助六には珍しい人情噺の芝浜を演じる。
それはまるで自分の様なネタだった。
落語を演じて満足な助六、小夏も大喜びだった。
東京に戻ったら皆で師匠の家で暮らそう。
一人が良いと言った菊比古だったが、落語は捗る。
しかし人との暮らしも落語には必要だと思い知った。
菊比古に泊り客が呼んでいると案内される。
久しぶり、菊さん、ようやく会いに来てくれた、待ちくたびれたよ。
皆で東京で暮らそう。
私は菊さんだけが良い。
助六との暮らしは怒ってばかりの毎日だった。
あんな当て擦りのような真似してごめんね。
済まねぇ、私のせいだ、悪かった。
あんたのせいで人生が狂った者どうし。
どうして此処に来たの?
何かを変えたかったのでしょう?
キスをするみよ吉。
私たち、死のうか?
菊比古を探して部屋に飛び込んできた助六。
落語を辞めて一生懸命働くから、俺にはお前と小夏が一番大事なんだ。
芝浜はお前と暮らしたから演じられた。
もうお遅いと泣くみよ吉、テラスから落ちてしまう。
助けようとする助六、百合絵を抱きしめた助六を菊比古が掴む。
こいつは寂しがり屋だからと菊比古の手を離して2人で川に落ちる。
菊比古の身を心配しての行為だった。
ようやく2人で落語が出来ると浮かれていたら、また捨てられたのでした。
---最終回 「」---
みよ吉の本名を初めて知ったのは助六との最後だった。
彼女の存在が二人を大きく変えたのは事実でした。
ようやく助六が落語を噺ので、再び東京の寄席で一緒に
演じられると思ったら残念なコトになった。
なんとも運命の歯車が狂ったとでも言いたくなる関係ですね。
好事魔多し、とも言えない一瞬の出来事でした。
これで1話の生活になるわけですね。
みよ吉は助六が真面目に働けば良かったのだろうか。
それなら大阪で落語家として暮らすことも出来たはずだけれど。
やはり菊比古が好きな気持ちが根底にあったと思う。
« ヘヴィーオブジェクト TokyoMX(3/25)#24終 | トップページ | 牙狼 紅蓮の月 テレ東(3/25)#23 »
「昭和元禄落語心中」カテゴリの記事
- 昭和元禄落語心中 助六再び篇 TBS(3/24)#12終(2017.03.25)
- 昭和元禄落語心中 助六再び篇 TBS(3/17)#11(2017.03.18)
- 昭和元禄落語心中 助六再び篇 TBS(3/10)#10(2017.03.11)
- 昭和元禄落語心中 助六再び篇 TBS(3/03)#09(2017.03.04)
- 昭和元禄落語心中 助六再び篇 TBS(2/24)#08(2017.02.25)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 昭和元禄落語心中 TBS(3/25)#12:
» 昭和元禄落語心中 第十二話 [パンがなければイナゴを食べればいいじゃない]
評価 ★★
よそう。また夢になる
[続きを読む]
» 昭和元禄落語心中 第十二話 [藍麦のああなんだかなぁ]
昭和元禄落語心中 第十二話です。 『昭和元禄落語心中』もいよいよラストが近づいて [続きを読む]
» 昭和元禄落語心中 第十二話 因果感想 [アニメガネ]
おかえりと、さよならと。 [続きを読む]
» 昭和元禄落語心中 #12 [日々の記録]
菊比古と助六は、2人会を開催することになりました。全てが順調に動き始めたかに見えた時、思わぬ悲劇が待っていたのでした。(;_;)菊比古は、ようやく助六と一緒に2人会 [続きを読む]
« ヘヴィーオブジェクト TokyoMX(3/25)#24終 | トップページ | 牙狼 紅蓮の月 テレ東(3/25)#23 »
コメント