赤髪の白雪姫 TokyoMX(3/21)#23

第23話　あるがゆえの先

兄の言葉を考えるゼン。
メイドが誤って落とした絨毯で首を痛めてしまう。
首を自由に動かせないらしく、白雪を呼ぶミツヒデ。
薬室長を呼びに向かうが薬瓶を落として割ってしまう。
その薬はテストを考えて調合していた薬で催眠効果がある。
その時に心に強く思っていたことが強く現れてしまう。

ゼンが最近考え事をしているのが気になっていたミツヒデ。
その強い忠誠心が強調されて表に出ているらしい。
解毒剤の調合は求めないゼン。
しかし、全てが大袈裟で仰々しいミツヒデだった。
白雪はヨイカガリに催眠効果の効能があることを突き止める。
リュウがその花を白雪に届ける。
求められてはいないが薬室長から渡されたのだった。

昔の頃のようなミツヒデに少々戸惑うゼン。
図書室で調べ物の白雪に会いに来たゼン。
意地を張っていたことを認める。
大事な側近で友でもあるミツヒデだから意地を張る必要はないと
　白雪に諭される。

ゼンが好きなミツヒデ、白雪の味方だ。
この先は王子であるがゆえの道、白雪も横に並ぶ事を望むので
　あれば心を決めて欲しい。
白雪の調合でミツヒデは元に戻る。
報告書を薬室長とリュウが読んで合格。
見習い過程は終了、正式に宮廷薬剤師に昇格する。

白雪は自分の手で行きたい場所を手に入れたのだった。

---最終回　「そして物語、私の道」---

時をかける少女、ミツヒデ偏でした。
ラベンダーの香りがすれば完璧だったのに。
そして白雪の修了試験、卒業試験でもありました。
ゼンのことだけを思うミツヒデは融通の効かない
　愚直なまでに真面目だったのでした。
でも白雪には王子の隣に並ぶことは覚悟が必要だと
　アドバイスしてくれました。

いつまでも恋人では務まらない。
王子の后となるには覚悟も決心も必要。
貴族としての振る舞いだけでも大変でしたが、
　それ以上に面倒事や煩わしいしきたりや作法も必要ですから。