2016年冬アニメ個人評価
2016年冬アニメの個人的評価をピッコロさんのフォーマットを借りて記述する。
今季に9割以上の視聴アニメは下記となる。
- Go! プリンセスプリキュア
- この素晴らしい世界に祝福を
- ルパン三世
- ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
- プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ
- アクティヴレイド-機動強襲室第八係-
- 少女たちは荒野を目指す
- 僕だけがいない街
- ヘヴィーオブジェクト
- GATE 自衛隊、彼の地にて斯く戦えリ
- 紅殻のパンドラ
- ディバインゲート
- GOD EATER
- ラクエンロジック
- デュラララX2 結
- うたわれるもの 偽りの仮面
- ブブキブランキ
- 霊剣山 星屑たちの宴
- ナースウィッチ小麦ちゃんR
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 大家さんは思春期
- Dimension W
- ハイキュー!!
- 灰と幻想のグリムガル
- シュヴァルツェスマーケン
- ダイヤのA セカンドシーズン
- 赤髪の白雪姫
- 蒼の彼方のフォーリズム
- 最弱無敗の神装機龍
- おそ松さん
- 無彩限のファントムワールド
- だがしかし
- ファンタシースターオンライン2
- 牙狼 -紅蓮ノ月-
- 昭和元禄落語心中
- 亜人
- おじさんとマシュマロ
- 教えて!ギャル子ちゃん
- 魔法少女なんてもういいですから。
- 石膏ボーイズ
評価項目の内訳は下記となる。
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>30点満点。
一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
===============================================
Go!プリンセスプリキュア
ストーリー 5
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 5
歴代のプリキュアシリーズでもトップクラスのシリーズだった。
ちょっと大人のエピソードが面白く、作画もダイナミックで
最近のパースを強調したシーンがバトルで描かれた。
現代的で大人な雰囲気の生徒たちを描いて上品さ、
エレガントさも現れていた。
お覚悟はよろしくて、ごきげんよう、を見事に4クール演出できていた。
この素晴らしい世界に祝福を
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
今期のダークホース。
視聴前は何も期待していなかったが、面白い。
キャラが増えるたびに面白さ倍増。
2期も決定で早く続きを見たい。
ルパン三世
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3
最後のダ・ヴィンチのエピソードが期待したほどには
面白くなくて少々残念だった。
最初は面白かったが、尻つぼみになってしまった感じがする。
大人っぽいシリーズで真面目には作っていたと思う。
おしゃれなエピソードや演出もあったがトータルでは少々物足りない。
プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
監督の特徴である、パステルカラーのピンクとブルーを多用する
作画は健在。
男子のスポーツアニメで適度な熱さと軽さが特徴。
最終決戦が突然表れた相手チームなのはどうかと思う。
空想のスポーツなので、これで勝負になるのかと疑問は感じる。
作画のカロリーを減らしたかったのだろうが、もっと障害物を
上手く配置してトリックを重要視して欲しかった。
ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3
1話完結の推理作品は難しいと思う。
吹奏楽を絡めた推理は新しいが、どちらも中途半端だった。
もう少し日常回を含めたり推理以外のストーリーも見たかった。
推理をさせるためだけの謎の提示が気になった。
少女たちは荒野を目指す
ストーリー 1
キャラクター性 2
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
新作ゲームのPVでしかなかった。
取り敢えず適当に悩ませて揉めながらもゲームが完成すれば
良い的な安易な脚本に思えた。
作画は安定して良かっただけで、それ以外で良い点は感じなかった。
アクティヴレイド -機動強襲室第八係-
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
昭和の設定と作りの甘い突っ込みどころ満載の作品。
恐らくはギャグ作品なのだろう。
微妙さが同居した作品だった。
個人的には総監督のオリジナル作品は肌に合わない。
僕だけがいない街
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
毎回の終わりが次が気になる演出で上手い。
内容もどんどん代わる状況にドキドキしながら楽しめた。
今季のトップクラスの面白さだった。
ヘヴィーオブジェクト
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
当初は興味深く楽しめていたが、1クールで飽きた感じがする。
パターンが決まっているので、無茶振りをご都合主義で
解決する以外の展開も欲しかった。
そして、上手く弱点をついて勝利するが、徒手空拳で何度も
勝てるなら、他の人々も気づいてオブジェクト自体が
既に最強ではなくなっているはず。
前提となる設定が既に崩れてしまっていると思う。
GATE 自衛隊、彼の地にて斯く戦えリ
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
気になっていた2期作品で1期に引き続き楽しめた。
自衛隊がメインなので政治も絡んでくる。
厨二病アニメなら政治など絡んでこないので新鮮だった。
適度な制約が上手かったと思う。
紅殻のパンドラ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
色々と勿体無い作品だった。
恐らくは低予算番組なのだろう。
熱くて格好いいバトルが見たかったのだが、
それらが少なくてメリハリのない百合アニメに
成り下がってしまった感じだった。
主役が一番キャラ立ちしておらず、クラリオンが
可愛いだけの作品だった。
ディバインゲート
ストーリー 1
キャラクター性 2
画 4
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
ゲームのPVだった。
特に内容があったわけでもなくキャラ紹介で終わった感じ。
世界観、設定の紹介がメインだったと思う。
GOD EATER
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
全13話の後半4話がようやく完成。
後半は少々駆け足気味だったような気もする。
アニメの放送枠の関係で仕方ないのかもしれない。
時間を2倍使ったので作画は良かった。
ただ、完結ではないので続きが気になる。
ラクエンロジック
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
夕方の子供向けが似合っている作品だった。
卒なくストーリーを展開させてまとめた手堅さはあった。
デュラララX2 結
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ようやく終わった感じがした。
3クールを1クールで分割しての完結は視聴も大変。
色々と忘れていて思い出すのも最後は疲れて辞めてしまった。
登場人物が多すぎたのも視聴的にはマイナスだと思う。
帝人の壊れ方が気色悪かった。
うたわれるもの ~偽りの仮面~
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
2クールアニメとしてはエピソードが足りなかった。
18話程度で描くのが妥当だったと思う。
作画や演出は丁寧で期待しただけに残念な部分があった。
新作ゲームへの宣伝アニメとしては最高かもしれない。
ブブキブランキ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
続編を想定して作成しているので、ここでは評価しづらい。
決して見やすいストーリー展開ではなかった。
先に説明する部分を最後まで引っ張る作風は頂けない。
途中で視聴意欲が下がってしまった。
戦闘中に静止画でセリフを話すのは止めて欲しかった。
霊剣山 星屑たちの宴
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
日本人には世界観の理解が難しく、補助する必要がある。
公式サイトで用語集を強化したり、テロップで
語彙を見せると少しは分かりやすくなると思う。
ギャグ主体なので作画は気にならない。
ストーリー自体は、真面目に修行を描いていて
好印象だった。
ナースウィッチ小麦ちゃんR
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
昭和の子供番組のスタイルを最後まで貫き通した作品。
健全で驚きも捻りも無いが安心して視聴できる番組ではあった。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
流石の岡田脚本、全員が無事なことはなかった。
ガンダムである必要性はなかったが、予算の都合で
ガンダムと名付けた気がする。
そのお陰で作画は綺麗で安定していた。
それでもガンダムと言えばのお約束は踏襲してました。
仮面の男性はやはり世代交代と革命を画策。
秋の続編に期待です、仮面男の成果を描かないと片手落ちですよね。
大家さんは思春期
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
王道的で典型的な作品だったが面白かった。
多分にキャラに助けられていたとは思う。
DimensionW
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
かなり原作を圧縮したらしく分かったようで分からない
原作を知らない視聴者には辛かった。
一つのエピソードを削って、もう少し丁寧に世界観を描いて欲しかった。
結局は梅津泰臣さんの良く動くOPとトヨタ?ヤマハ?2000GTは
素晴らしいとしか感じなかった。
ダイヤのA セカンドシーズン
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
後半は尺が余るのであらすじが多目で残念だった。
各キャラの内面や心理描写も含めた野球のシーンは面白い。
対戦相手も丁寧に描いたので余計に対戦が引き立つ。
やはり野球は複雑なスポーツなので面白く魅力がある。
ハイキュー!!
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
熱いスポ根アニメは面白い。
選手の動きに嘘がなくバレーボールを楽しめたのは凄い。
灰と幻想のグリムガル
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
ゲーム世界で体験する主人公たちを、より現実的に描いた作品。
ゴブリンの対決なんてリアルでは経験していないので
勝つのも必死なのは良く分かる。
ただ、過程は分かったが、それだけでは作品として不十分。
なにせゲーム世界に入って自分がプレイする作品はゴマンとある。
理由や謎を明かさないと評価しづらい。
雰囲気を出すためにも挿入歌がふんだんに使われたが
あざとく感じる時もあった。
シュヴァルツェスマーケン
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
今回はマヴラヴでも、丁寧に作画した作品だった。
TEの雪辱は十分果たしたと思う。
ストーリーも楽しめた佳作だと思う。
赤髪の白雪姫
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
メインエピソードの誘拐事件が納得できなかった。
それ以外は安定のラブラブアニメだった。
蒼の彼方のフォーリズム
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
ダメダメな主人公に癒やされた。
少女のスポ根アニメとしては楽しめた。
原作ゲームの恋愛要素を省いたのは正解だと思う。
若干、落ち込んで悩む鬱展開が長く感じた。
おそ松さん
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
カオスな展開で無理を感じるエピソードもあったが、多種多様な
エピソードで笑いを追求して描いたのは評価できる。
無彩限のファントムワールド
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
特異能力者とファントムとのバトルを面白おかしく
描いた作品だった。
各キャラも魅力的で個別エピソードでも十分に描いていた。
ただ、この先が気になる、オチのない作品ではある。
牙狼 -紅蓮ノ月-
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
魔戒騎士を3Dモデリングしたらしいが逆に動かなく感じた。
熱いバトルが無いと結局見どころが半減してしまった。
ストーリー運びもテンポが悪く、星明と金時以外のキャラが
動かず役立たずだった。
なので後半の星明が火羅の依代になってしまうと最悪だった。
結局、火羅出現、瞬殺の繰り返しに思えた。
だがしかし
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
当たり外れが大きい作品だった。
基本的には駄菓子は地方性と年代が大きく関係するので
誰もが楽しめることはない。
女子二人のキャラで楽しむ作品だった。
ファンタシースターオンライン2 ジ・アニメーション
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
ゲームのPV作品だった。
ストーリーは上手く起承転結でまとめていた。
しかしバランスが悪く、日常パートが長かった。
亜人
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
フルCGで人間を動かすのはちょっと難しかったようだ。
ストーリー途中で終わってしまったので作品の目指す
方向性が良く分からなかった。
あくまでも劇場版2部への繋だったのが残念。
昭和元禄落語心中
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
昭和に生きた天才噺家と彼を目標に頑張った噺家のエピソード。
二人の噺家に周囲の人間が絡んだドラマが面白い。
落語を演じるので、アニメの良さが表れたと思う。
おじさんとマシュマロ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
意外な組み合わせネタ作品だが、ネタに変化があり色々と楽しめた。
ぜひとも続編が見たいと思わせた。
おしえて!ギャル子ちゃん
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ギャル子の見た目と内面とのギャップが面白かった。
下ネタ多目だが下品にならなかったのは上手かった。
魔法少女なんてもういいですから。
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
あまりストーリー展開も変化もなく、飽きてしまった。
友達少ない、水着恥ずかしいネタばかりに思えた。
魔法少女に誘うミトンが気持ち悪い。
石膏ボーイズ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
設定が突飛だが面白かった。
=======================================================
ベスト・キャラクター賞 天ノ川きらら (プリンセスプリキュア)
次点 雛月加代、倉科明日香、アクア
OP賞 Dimension W
梅津泰臣さんのよく動くOPは素晴らしい
ED賞 だがしかし
ほたるとサヤ師のダンスが癖になる
女性声優 高橋季依 (このすば)
男性声優 山寺宏一 (昭和元禄落語心中)
=====================================================
今季は人間ドラマを描いた作品が健闘していた。
アニメでなくても良い感じだが、実写よりもポイントが限られて良いのかも。
アニメで人間の表情を描き分けるのや、表情が変わる描写は
難しいのでドラマ自体は得意分野ではないと思う。
それでも面白い作品が多かったと思う。
(僕だけがいない街、昭和元禄落語心中)
ゲームのPV的作品が多かった。
本編のエピソードを描けないのか、中途半端な世界設定などを
紹介して終わった作品が目についた。
ただ予算は豊富なのか無駄に作画が安定したいたのが
アンバランスで勿体無くなじた。
その中では唯一、蒼の彼方のフォーリズムが頑張っていた。
スポ根少女作品は面白かった。
意外にも2期が決定した作品も多い。
(このすば、霊剣山、ブブキブランキ、ハイキュー3期、
昭和元禄落語心中、ガンダム鉄血のオルフェンズ)
アクティヴレイドは事前に分割2期の情報が流れていたが、
他は知らなかった。
川口敬一郎監督作品が3作も重なった。
おしえて!ギャル子ちゃん、 ナースウィッチ小麦ちゃんR
ファンタシースターオンライン2 ジ・アニメーション。
フルCG作品のブブキブランキは2D的なセルアニメを
目指していたと思う。
それ故にアップ映像が多くて慣れ親しんだ映像だった。
アニメファンには違和感がないが、CGの利点を
活かしていないとも言える。
亜人は実写的な映像シーンが多く見られた。
それはCGでなければ作れない映像だった。
人間の動作は未だ違和感があったが、アップの少ない
引きの映像は実写的で評価できる。
« 2016年冬アニメ個人評価 評価室用 | トップページ | 文豪ストレイドッグス TokyoMX(4/13)#02 »
「アニメ個人評価」カテゴリの記事
- 2024年冬アニメ個人評価(2024.06.28)
- 2023年秋アニメ 個人評価・アニメ調査室フォーマット(2024.01.01)
- 2023年夏アニメ 個人評価・アニメ調査室フォーマット(2023.12.31)
- 2023年春アニメ 個人評価・アニメ調査室フォーマット(2023.12.30)
« 2016年冬アニメ個人評価 評価室用 | トップページ | 文豪ストレイドッグス TokyoMX(4/13)#02 »
コメント