暗殺教室 2期 フジTV（4/21）#15

第15話　告白の時間

自分で求められない茅野カエデ。
全ての生命エネルギーを消費して攻撃する。
殺せんせーも防戦一方。
触手を強制的に引きぬくしか方法はない。
今はカエデの殺意と触手の殺意が同調している。

弱点を攻撃させて油断させるので、その時に殺意が削がれる
　何かを行動して欲しい。
その一瞬で触手を切除する。
殺せんせーの依頼に渚が接近してカエデにキスをする。
我を取り戻したカエデから触手の切除に成功する。

流石に心臓を狙わせたので回復が手間取る。
シロ、柳沢が二代目に狙撃させたがかわす。
カエデも意識を取り戻す。
最初は殺意に満ち溢れていたが、次第に揺るぎ始めた。
しかし触手の殺意は膨らんで止められなかった。
自分だけ一年間、学べなかったと後悔する。
この全てが演技だったとは言わせない。
カエデもE組の仲間、もう演技は必要ない。

本当は最後に話すつもりだった殺せんせーの過去。
君たちとの絆を失いたくないので話します。
2年前までは死神と呼ばれる殺し屋でした。
教師の経験など無かった。
でも一芸に秀でたものは他でも秀でている。
そして来年の3月で私は死にます。

スラムで育った殺せんせー、人の生死が日常茶飯事の世界。
殺し屋になるのは必然だった。
そんな彼がたった一人の教え子に裏切られ捕らえられた。
頭脳明晰で強靭な肉体を持つモルモットとして利用される。
柳沢は生命の内に反物質を作り出したかった。
そのためのモルモットだった。
彼を観察して記録するのが雪村あぐりだった。
彼女は3-Eの担任で柳沢小太郎のものだった。
生け贄としても利用するつもりだった。

3ヶ月後には二人は仲良しだった。
しかし殺せんせーの肉体にも変化が生じていた。
あぐりは何も尋ねず見るだけだった。

月が三日月に変化する2週間前、3-Eの生徒が
　入れ替わった頃の話。

---次回　「過去の時間」---

茅野カエデを無事に救出して、殺せんせーの過去が
　明らかになる。
シロこと柳沢小太郎が鍵を握っているようですね。
そして出会った茅野カエデの姉、雪村あぐり。
3-Eの元担任が亡くなる事件と交わした約束が
　全ての始まりのようです。

単なる怪物との戦いではなく、実験モルモットだった
　原因が設定されていたのでした。
起承転結が描かれている物語だったのでした。
トンデモな設定だったとしても、このスタイルを守っていることは
　高く評価出来ますね。