くまみこ TokyoMX(4/10)#02

第弐話　険しき道

幼いまちが泣くので冬眠を辞めたナツ。
やはり都会の高校に行きたい。
大丈夫、MDにCDから録音できるようになったから。
もうMDは既に生産終了だった。
祖母のフチも良夫もナツ任せ。
クマに判断を仰がれるってどうなの？
頑張って人見知りも直すから。
ひとしきり暴れるまちにナツが諦める。
それなら宿題を出します。
2日以内にユニクロでヒートテックを買ってくること。

隣町の国道沿いにあるのは知っている。
自転車で頑張れば45分の距離。
でも中学生になって2年も洋服を買っていなかった。
制服と巫女服だけで暮らしているのだった。
ヒートテックは暖房器具？
ユニクロは衣料だけでなく暖房器具も販売するようになったの？
ホームセンターのようなものなら制服で十分。
でも自転車に乗るのかな？爆発しないかな？

朝から出かけるが橋が流されていた。
利用者は3人程度の橋だった。
明日には直しておくから、残り1日。
翌日は丸太橋を渡って自転車を預けている、良夫の家を訪れる。
しかし叔父さんが畑に乗って行ったらしい。
良夫の自転車を借りる、ブレーキが壊れて木にぶつかって壊れる。
まちは無事だったが一人で心細い。
助けて、ナツ。

気を取り直して一人で山を降りてユニクロを目指す。
渓流釣りする良夫と出会う。
車でユニクロに送ってもらう。
ホームセンターや暖房器具だと思い込んでいた間違いを正される。
無事にヒートテックを購入できたが、バカにされて悔しい。

一人では何も出来なかったと落ち込むまち。
良夫に自動車で送ってもらうと思ってたナツ。
どうして自転車で転んで直ぐに戻ってこなかったのかと
　まちの行動が心配なナツ。
納得はしていないがヒートテックを確認する。
巫女服の下に着こむんじゃない。

---次回　「伝統を守るもの」---

今回はユニクロに行ってヒートテックを購入する宿題。
ナツは新しいこともなんでも知っているが流行や
　カタカナに弱いまち。
勝手に妄想して思い込むしか無いまちの知識が悲しい。
今まではナツと共に暮らしてきたまちには、友達であり
　親でもあったのでしょうね。
そんなまちの自立物語でもあるのかもしれない。

最後のオチは詰まらなかったし落ちていない。