うしおととら TokyoMX(4/15)#29

第弐拾九話　三日月の夜

麻子は大丈夫、回復に向かう。
キリオも潮の記憶を奪われていた。
真由子を助けたい、今出来ること、白面の者を調べることで協力する。
東西の妖怪の長は潮の行動に感心していた。

戻った潮を出迎えるヒョウ。
彼は浄眼の力により記憶は奪われていなかった。
獣の槍が反応する中庭にとらそっくりの者たちが控えていた。
彼らは字伏、各時代に1体しか存在しない者。
とらも字伏、字伏を倒す紅煉が出現する。
しかし獣の槍は反応しない。

促影、紅煉が人だった頃の名前。
彼は快楽主義者で殺戮を繰り返した。
官吏に追われて逃げ混んだ山中で獣の槍を手にする。
その日から化物退治を生業にする。
獣の槍の力を行使しすぎて取り込まれ字伏、紅煉となった。
その紅煉こそがヒョウの妻と子供を食べた仇だった。
字伏は石となり眠る、その間に白面の者を倒せと思いが募る。
最終決戦の直前に彼らは目覚める。
その眠る紅煉にもっと強い相手と戦わせてやると囁き手懐けたのが
　白面の者の使いだった。

ヒョウに仇を討たせるべくとらを押しとどめる潮。
この日のために修練を続け強くなったヒョウ。
しかし紅煉が白面の者から授かった3本の霊刀は強力だった。
ヒョウがあわやここまでと思われた瞬間、準備が整ったと迎えが来る。

4体の字伏は再び石化する。
白面の者の力の源は未知なるものへの恐怖。
傷を手当してヒョウは紅煉を追いかける。

---次回　「不帰の旅」---

前回に表れた黒いとらは、紅煉でした。
同じ字伏、獣の槍を使った者達の末路。
そして、とらは白面の者に直接の恨みがある。
と言うことは、ジエメイの兄ギリョウなのだろうか。
此処までの視聴では彼くらいしか思いつかない。
まあ未来の潮の可能性も無いことはないけれど。

エピソードして紅煉はヒョウの仇でとらの疑いは解けたようです。
ただ他の字伏の存在はイマイチですね。
あまり必要性を感じない、紅煉の引き立て役な感じですね。
前回が良かっただけに、説明回でしかなかったですね。
脚本家の力量の差とも思えてしまう。

公式サイトのスタッフ・キャストやストーリー表記で
　キリオ、霧雄と混同して使うのはどうかと思う。