ハイスクール・フリート BS11(5/28)#08

第8話　比叡でピンチ！

霧の中で艦影を発見、武蔵。
既に射程に入っているので迂回する。
接近するのは金剛型比叡、攻撃を開始する。
学校に連絡、ブルーマーメイドを派遣、4時間後に到着。
比叡の背後に回って監視を続ける。
このままの航路を進むと比叡は3時間後にトラック諸島に到着する。
そこは海上交通の要所でウィルスが感染すると大変なことになる。

宗谷真雪女子海洋学校長を訪れる真霜。
安全監督室長にしてブルーマーメイド統括者の真霜が
　海洋研究機関が低酸素での作業を可能とする遺伝子実験を
　行っていた報告書を手に入れてきた。
そのための実験線が座礁、沈没したのが猿島の停泊付近。
その後、自沈させるために偽って出港した海洋研究所の船が
　RATｔと呼ばれる新種の生物を発見した。
この生物が生体電流を操ってウィルスを感染させることが分かった。
生体電流の操作で電子機器が操作不能になる。
感染者は凶暴化して周囲の人間を軍隊化させる。

鏑木美波から抗体とウィルスのサンプルは学校長に届いていた。
そこに晴風から比叡足止め任務の許可が申請される。
内容は良く考えられており問題はなさそう。
くれぐれも安全に気をつけて作戦実行を許可される。

ブルーマーメイドが到着するまで足止めする。
しかし砲撃で自沈させたくはない、抗体を打てば治る。
五十六が伝送管に詰まった様子を見て作戦を思いつく明乃。
比叡は優等生クラスが乗艦しているので気が引ける乗員たち。
それでも知床の同意で他の生徒も同意を始める。
機関長も同意してましろも同意して全員が一致して足止め作戦を
　結構することに決定する。
狙いは浅瀬に座礁させること、そのためには先頭で攻撃に
晒されながらも座礁ポイントに誘導すること。
そのために魚雷や主砲を駆使して進路を変更させる。

中々思い通りには座礁してくれない。
それでも作戦を続ける明乃、同じコースを通るが今度は
　座礁する比叡。
潮の流れがダイナミックに変化する様子をモニターできたので
　潮の満ち引きで同じコースでも座礁させられたのだった。
もしかしたらウチの艦長はイケてるのかも？

ブルーマーメイドが到着、ましろの姉、真冬が艦長で乗船してくるのだった。

---次回　「」---

五十六のお陰で作戦を思いついた明乃。
流石に大艦長にして提督ですね。
しかもRATｔを噛んでも感染しない、五十六を
　乗船させた明乃の運と人徳のお手柄でしょう。
多聞丸を育てることになって、ましろも変わったのかもしれない。

それにしても宗谷家は何人姉妹なのでしょう。
長女の真霜、次女の真冬の登場、まふゆは宗谷家の少女と
　記載されているだけで何人目かは不明。
もう一人や二人は登場しそう、是非ともして欲しいものです。

それにしても次々と無理な任務に従事する晴風。
もう落ちこぼれなんかじゃなくて立派なクルー、
　乗組員に育っている気がする。
明乃の作戦としては、穴の空いた奇岩を通り抜けるとか、
　岩島を破壊して座礁させると思ってました。
それよりも潮の満ち引きを利用したエレガントな作戦でした。
バラストを排水するシーンを描く芸の細かさでした。