迷家 TBS(5/27)#08

第八話　納鳴き訪ねて真咲を疑う

真咲は納鳴村を訪れたのは2度目だった。
従兄弟のレイジと二人で都市伝説の納鳴村を探していた。
霧の中で車と遭遇、この先には行ってはいけない。
何かあると感じて走って先を急ぐレイジ。
遂に納鳴村を発見した、サークルの皆が驚くだろう。
興奮して写真を撮り過ぎて帰りが遅れる。
暗くなり始めた時にレイジが巨大な化け物を見たと真咲の
　手を引いて走る。
崖から滑り落ちた真咲、偶然にも県道だった。

その後、レイジを探そうと何度も村を探したが見つからなかった。
近隣の村でバイトをして生活していた。
家に帰ると二度と捜索できないと思った。
彼女の言葉には曖昧な点も多く信じるのは難しい。
出口は不明、トンネルは嫌な感じがする。

一方的に信じない美影たち、颯人はやはり刺したい。
コハルンからナイフを奪おうと揉める。
運転手がバスを動かして二人を載せて逃走する。
颯人はドアにしがみついていた。
ナンコは真咲だけが化け物を見ていない。
それは消したい過去が存在しないからだと推理する。

真咲が幽霊なら娘に会わせてくれと頼むのだった。
一方、美影やヴァルカナはバスを奪い返そうと考えていた。
コハルンは真咲を信じて助けたい。
彼女が疑われるまでは自分が一番疑われていた。
この場所に来たのは自分のせい。

ナンコとリオンは深夜に出会ってマイマイとも出会う。
真咲の魔女裁判はかつての自分のようだった。
あの時に一人でも信じてくれる人が居れば今が変わってた。
ナンコは確かめたいことがある。

ヴァルカナとコハルンは深夜に示し合わせて捜索に向かう。
そこで矢で襲われる二人、同じものが見える。
氷結のジャッジネスが放ったのだった。

---次回　「月下氷結」---

現実から逃避した人間たちは、尋常じゃないから幽霊も信じる。
魔女裁判も厭わない。
まともな人間が居ない追い込まれた集団心理。
これで過去の逃げ出した出来事に立ち向かって克服できれば
　元の世界に戻れるのでしょうね。
こんな異常な人々も現実社会に潜んでいる。
いつ、そのスイッチが入るかは分からない。
それほどに人間のメンタルは弱い。
これが結論だと安易過ぎて面白くない。
ここはやはり、ヨッツンは死亡していて欲しい。

一人でも冷静に対応できる人が居れば良いのですが、
　ナンコとリオンはリーダーシップを執らないので
　危ういストーリー展開になっている。
それこそが制作者の狙いなのでしょうね。