田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(4/30)#04

第四話　白石さんの秘密

遅刻しそうで田中を抱えて走る太田。
クラス委員長の白石とぶつかりそうになるが回避。
品行方正、成績優秀、学校でも有名人の白石には
　親衛隊まで組織されていた。
委員会のプリントを落として破れてしまった。
申し訳ないので二人は再作成を手伝う。
並んで歩くと視線が痛い田中は顔を隠して犯罪者のよう。

PCで資料を作った白石さん、誤字を修正する。
田中はPCを防弾に使っている。
出来上がりをコピーして各ページを仕分けして閉じる。
暖かいので田中はペーパーウエイトになりたい。
手作りマカロンを持参していたので食べると美味。
太田は有名店よりも上手いと太鼓判。
田中にはおしゃれな最中だった。

田中が眠いので先に帰るがカバンを忘れて取りに戻る。
普段は意識して演じている白石さん、落ち着く姿は似ても似つかない。
戻った太田は素顔の白石さんを他人と思ってしまう。

昨日、真実の姿を見られたので皆に話されると
　戦々恐々で二人を見張っている。
太田は別人だと思っていることが判明。
中学時代はボッチ、ノリが悪くて暗くて流行遅れ。
高校デビューで変わろうと決めたのだった。
しかし皆に愛想よく振る舞う笑顔のキャラは疲れるのだった。
眼鏡に変えて三つ編みで別人として帰ろうとする。
試しにクラスメイトに会っても気付かれなかった。

すれ違う田中が白石さんと声を掛ける。
太田と田中に事実を告げる。
学校ではキラキラしているが一日中は疲れそうと思っていた。
エロ過ぎる、じゃなくて偉すぎる。
成りたい自分になって、他人にも潤いを与えている。
田中は分かっていても楽を選ぶ、クズの極みだから。
逆に弱点があってホッとした。
このことは誰にも話さない、話しても信用されないと思う。

翌日は眼鏡に変えても好評。
でもどうして田中くんは気づいたのだろう、意識してドキドキしてしまう。
実はおっぱいのサイズで分かったのだった。

---次回　「田中くんの日常」---

今までもセリフがなくてもアップですれ違ったりと特別扱いだった白石さん。
実は作られた姿、人気者を演じていたのでした。
でも疲れるので夕方には限界でした。
そんな事実を知っても気にしない田中でした。
逆に別人で気づかれないはずの白石さんに気づいた田中に
　ドキドキと意識してしまうのでした。
事実を知らないだけに素顔の自分を見つけてくれたと
　良いように解釈していそうですね。
でも現実はエロい田中でした。

案外とおっぱい星人なのかもしれない田中でした。
白石さんにギャグは無いので、田中がギャグ担当でした。
コピー用紙の暖かさが心地良い田中。
コピー室のコピー機にはソーターとステイプラーはついていないようですね。
コピーしてページをまとめて止めて製本する装置もあるのですが。