うしおととら TokyoMX(5/20)#34
第参拾四話 とら
東西の妖怪は亡くなってはいなかった。
最後の力を振り絞るが、光覇明宗の結界に当てて双方を消滅させる。
仙獄の麻子は無事に救出されていた、波照間島に向かう。
キリオが時逆の力を借りて白面の者の過去を調べてきた。
結果を真由子に伝える。
絶望の淵に落ちる潮、そこで幻を見る。
隕石の落下とともに生まれたシャガクシャ、周囲の人々が亡くなり
呪われた子として大人からは忌み嫌われてきた。
周囲の大人を憎んで生きてきたシャガクシャだった。
成人して戦では無類の働きをするシャガクシャ、いつしか英雄と
呼ばれるまでになっていた。
彼には従者のラーマまで与えられていた。
貴族たちは人気者のシャガクシャを妬んでいた。
ある日、酒場で女性を助ける。
彼女は憎しみからは何も生まれない。
戦で働くのではなく、畑に種を植えれば食物が育つと教えられる。
彼女はラーマの姉だった。
今度は大きな戦いとなり、町にも戦が及ぶ。
先にラーマと姉を避難させたいと手を取り走る。
山を越えればと思ったところで敵が待ち伏せていた。
彼女を守るが守りきれずに息絶える姉。
彼女の死に慟哭するシャガクシャ、怒りと憎しみに囚われて敵を倒す。
その憎しみがピークに達した時遂に体内で育っていた白面の者が
出現する。
憎しみで育ってきた白面の者は体外に出て直接憎しみと恐れを
味わいたくなったのだった。
隕石に潜んで飛翔していた白面の者、あの日、誕生したシャガクシャを
発見した体内に潜んだのだった。
白面の者は町を焼き払い、ラーマも亡くなった。
彼はシャガクシャを尊敬していた。
大人たちも呪われた子と呼んだシャガクシャが町を守っている。
いつか謝らないといけないと言っていた。
白面の者に対する憎しみで溢れるシャガクシャは死ぬことはない。
獣の槍を知って追いかけて手に入れた。
これがとらの過去だと知った潮、獣の槍の破片が集まり始める。
まだ終わっていないと知る。
---次回 「希望」---
とらにも過去がありました。
字伏なのだから他のものと同じかと思ったら、特別でした。
と言うよりも白面の者の依代でした。
大事な人を失い、憎しみと怒りに身を焦がした結果、白面の者が
成長して体外に出現したのでした。
そんな因縁のある白面の者ととら、シャガクシャでした。
そんな彼も獣の槍を手に入れて字伏になってしまったのかな。
獣の槍こそ恐るべしなのかもしれない。
絶望の淵に落ちた潮も獣の槍の復活で再び立ち上がりそうです。
エクスカリバーの如く一度折れる、破壊されてから
真の力を発揮するエピソードですね。
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» まだ終わっちゃいねえんだな/うしおととら34話感想 [Wisp-Blog]
正直完全にキリオを失念していたw
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» うしおととら 第34話 「とら」 感想 [ひえんきゃく]
シャガクシャ編はよかったですね。
ラーマの最期のシーンは泣けてきましたよ。
東西の大妖“火の兄”、須磨子、真由子、紫暮たちの
力をもってしても白面の者を抑えこむことはできず、
人々の恐怖と破壊を目的に、沖縄から本島に向かい
飛び立っていく白面の者。
深淵の海に沈みゆく中で、潮は夢に誘われて行く。
はるか昔に生まれた、ある1人の男の物語へと。
白面出生の謎が、とうとう明らか...... [続きを読む]
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