坂本ですが？ TBS(6/09)#09

第9話　坂本くんとの出会い/一番近くて遠い人

中庭でランチを食べる藤田恵、カナちゃん、みーちゃん。
学級委員長の藤田は入学試験の日に緊張と寒さで
　手が震えて消しゴムを落としてしまった。
隣の席に坂本が拾って、それでいきなり消し始めた。
その消しゴムは暖かくて落ち着いて試験を受けられた。

みーちゃんは入学式の日は嵐で傘がマトモにさせず壊れてしまう。
その時、坂本は傘に雨を溜めて雨ソムリエと化していた。
カナちゃんは入学式前日に教科書を受け取りに行った。
手提げ袋を忘れてたくさんの教科書を持って転んでしまう。
坂本は教科書をお姫様抱っこしてくれた。
そんな3人の思い出、自分が一番だと思っていた。

久保田は説明会の日に薬指の絆創膏を落としてしまった。
それを坂本が拾って指に嵌めてくれた。
女子3人には、それが一番ロマンチックだと思った。

成績も上がってきた久保田、これも友達の坂本くんのお陰かも。
彼が帰ってきていると知って喜ぶ母の茂美。
息子の吉伸が風邪なので、息子の振りで登校する。
おもわず坂本に抱きつきそうになるが息子のふりを装って我慢する。
調理実習で茂美の味噌汁を味見する。
ミソムリエだわ。
体育の授業でも坂本に付いていこうと必死で走る。
転んでペンダントが壊れる。
それを見つけて、正体を知る。

森田と安田がアイナの胸を見て揉みたい。
男子でも良いからと久保田を狙う。
カーテンの端を結んでブラのように膨らんでいる。
それを触って喜ぶ森田と安田。
それを見て自分が母親だと確認する茂美。
急に帰るが、これからも仲良くしてねと言い残す。
修復したペンダントを手渡す坂本。

---次回　「魔王/足りないもの」---

女子の坂本との出会いはどれも取るに足らないもの。
坂本も覚えているのでしょうか。
でも久保田の指輪を嵌めるような思い出はロマンチック。
これは羨ましいでしょうね。

久保田茂美は息子の代わりに登校する。
案外とばれないものでした。
でも坂本だけは気づいていたようです。
なぜだか母親だと自覚して、これで一件落着かな。