迷家 TBS(6/10)#10

第10話　苦しい時の神様頼み

病院で目覚めた光宗を抱きしめる父親。
TVでも人生やり直しツアーが大々的に報じられている。
日々心配の電話が鳴り響きノイローゼ気味の父親。
また殺してしまったのねと呟いた母親。
状況は理解していたが現実を受け止められないでいた。
事件の最初に行ったことは表札から名前を消すこと。
それで光宗の苦しみを理解したのだった。

光宗を発見して入院の世話をしてくれた人から手紙が届く。
屋上で彼を待っていたのは、よっつんだった。
ナナキのことを知り助けてくれたのが神様。
神山晴臣は通称神様、元大学教授でトラウマに関して調べていた。
納鳴村から戻った人々にインタビューして何かの関連性を感じた。
そして納鳴村に、行くことが出来た。
しかし突然現実に戻れた。
それはナナキを切り離したから。
ナナキとは辛く苦しい過去が化け物となって襲うこと。
彼のトラウマとは納鳴村を学会で発表して皆から笑われたこと。
それまでは親切に手伝ってくれていた仲間が手のひらを返した。
頭のおかしい人扱い、それで失脚するのが狙いだった。
しかし肯定して受け入れたら納鳴村には行けなくなった。
ナナキを切り離すことは自分の一部を失うこと。
現に神山は見た目以上に3年で肉体が老いていた。
心の傷を切り離すと人として成立しなくなる可能性がある。

納鳴村では美影意外はやる気も失せて眠くなっていた。
マイマイ、リオン、ナンコを助けたのはレイジだった。
真咲は彼を一方的に好きなだけ。
3人を送ってくれるが納鳴村は早く出たほうが良い。
リオンには彼が死にたがっているようにも見える。
実は教祖様として母親に利用されてきたリオン。
それが原因で心に傷を負ったのだった。
マイマイやナンコが信じてくれて嬉しかった。

ジャックと氷結のボスはコハルンだった。

---次回　「バスに乗れば唄心」---

ようやく納鳴村、ナナキの正体が明かされたのかな。
状況は分かるが、物理的には分からない。
それでも、これがこの世界の正解なのでしょう。
光宗は納鳴村に戻って全員に事実を告げて連れ戻すことが
　出来るのでしょうか。
そしてジャックと氷結を操っていたのはコハルンでした。
最初に襲われたので、除外していましたね。
ダーハラが打ち明けたように、彼女は大学で何かを
　研究している材料とするつもりなのだろうか。

よっつんが無事だとは思ってましたが、先に脱出に
　成功していたのですね。
案外と不まじめに見えるチャラ男のほうが精神的には強いと
　いうことでしょうか。
まあ切り替えは早そうですし、悩まなさそうですね。