コンクリート・レボルティオ TokyoMX(6/05)#22

第22話　巨神たちの時代

進化49年12月　日本大予言が公開される。
　それは璽朗と笑美と孫竹の話に思える。
　進化29年新橋地区大火災、映画が真実のように話す観客。
　つまり、あの時に怪獣を見たのだと。
　進化34年　怪獣ギガントゴンが出現、
　南方で発見されたガゴンの細胞を採取、璽朗の血で再生。
　マスターウルティマに献上する予定だった。

璽朗は東崎倫子が持参したヘルメットを被る。
それは怪剣クロードの人格が封じ込められていた。
彼は代用品として実験に参加した。
東崎も世界を変えられる超人に憧れていた。
でも超人が何人出現しても世界は変わらなかった。
これは危険なんだろうとアースちゃんがヘルメットを破壊する。

NUTSを展示するが璽朗は見守るだけで戦わない。
NUTSの運用が中止されたことを知らない来人とオーゲンが
　破壊しようとやって来る。
クロードの人格が宿ったヘルメットを被ったパイロットたちは
　無抵抗ではなく戦闘を開始する。
弓彦のヘルメットを外して正気に戻させる風郎太・
弓彦、グロスオーゲンがジャッキー、マリの操るNUTSと戦う。
璽朗もエクウスで東崎の操縦するNUTSと戦うが戦えない。

あれは子供の頃の俺だ、後で必ず後悔することになる。
風朗太ならそれをよく知っているはずだ。
クロードが目指す相手とは璽朗だった。
超人に憧れて力持て余していた頃の俺だ。
そこに泣く子がいれば助けるのが超人だ。
かつて璽朗はそう言った。
壊れたエクウスでは満足に戦えないが来人のアーラと合体。
NUTSを倒すのだった。

進化49年河川氾濫でNUTSは流されてしまう。
　劇中年の進化38年　大鉄君事件
　天弓ナイトの存在が邪魔になり誘拐犯とする一計を案じる。
　誘拐された少年たちは璽朗の血を輸血されていた。
　誘拐だと信じた璽朗が天弓ナイトと大鉄くんを発見。
　怪獣化が始まる、それを止めようとした天弓ナイト。
　璽朗の怪獣化を抑えるために絶命した。
この映像は兵馬も笑美も見せたくなかった。
彼らは璽朗に真実を教えたくなかった、それで超人課でも
　気を使っていたのだった。
全ては璽朗の存在、血液から始まったのだった。
そんなこと、知っていたよ。
輝子も、この映画を見ていたのだった。

---次回　「怪獣と処女」---

ある意味、全ては璽朗の存在から始まった。
彼の血液を研究する過程で失敗も発生した。

ただ璽朗とは関係なく超人は正義の味方で悪を倒す。
しかし世界は変わらない、貧困も戦争も無くならない。
東崎倫子の愚痴が全てですね。
超人は悪が居ないと役に立たないとも言えます。
経済超人のような武力以外の超人がいれば良かったのでしょうね。