くまみこ TokyoMX(6/12)#11

第拾壱話　都会へGO？

最近のまちは神事を真面目に行う。
アイドルには興味がなくなって、結果オーライのナツ。

良夫が勝手に送付した東北アイドル自慢コンテストの
　第1次審査に合格した。
途中で響と出会って同行を求める。
仙台に行けることを伝えてもまちは絶対拒否。
アイドルにはなりたくない。
先日の経験がトラウマを生じさせていた。
ただ村興しをしたかっただけの良夫。
相手の気持を理解していないと響に怒られる、絶対無理だから。

まちは脱走して崖で落ち込んでいた。
ナツの接近も拒む。
暗くなると危ないから早く帰ろうよ。
仙台に行けるなんて良いな、羨ましいよ。
このミッションをクリアすれば都会っ子認定だよ。
それを聞いてやる気になるまち。

気持ちに気付かずに済まなかったと謝る良夫。
出場するよ。
急に喜ぶ良夫。
急に態度が変わりすぎだと嫉妬心も含めて怒る響。
出場するからにはトップを目指す。
響の特訓が始まる。
村民も応援して送り出してくれる。
初めての新幹線に驚きながらも大喜び。

山の神様、僕は醜い熊です、祀られる資格もありません。
口では現代社会に適応しろと言ってますが、その実
　心のなかでは村に残って欲しいと思ってます。
橋が落ちれば良い、新幹線が止まればいいと願ってます。

仙台に到着、時間がないので先ず会場に向かう。
東北グルメと併設のアイドル自慢コンテスト。
結構、人や店が集まった大きなイベントだった。
皆がやる気の控室で、急に場違いな思いを感じる。
自己紹介も場馴れしていて上手、軽い気持ちの自分とは大違いで
　挨拶もままならない。
しかも周囲が悪意を持った人に思えて怖くなる。
緊張と恐怖で挨拶も失敗して転んでしまう。
ステージから走り去る、心配した良夫にはパンチのお見舞い。
逃走するまちを追いかける響だが、ヤンキー風なので誤解されてしまう。
警察官に響が捕まって、逃走するまち。
ナツ、助けて。

---最終回　「決断」---

ようやく不可解な行動のナツが真実を明かしました。
ナツとまちは、やはり共依存なのですよね。
普段は自分勝手な良夫も響に怒られてようやく、気持ちを
　思いやることが出来ました。
でも、その後は元どおりですが・・・。

この作品は幼い頃のまちとナツの映像は微笑ましくて癒やされます。
ただ現在の関係は色々と複雑。
特にナツ次第で気分が変わってしまうまち。

都会っ子クイズと隣町を中心にお出かけしているだけで
　面白くなると思う。
アイドルとかハードルを急に上げ過ぎなのは1クールアニメでも
　締めを描きたいからだろうか。