ジョーカー・ゲーム TokyoMX(6/14)#11
第11話 柩
ベルリン校外で列車事故が発生。
テロの可能性はないが拘束した不審者を尋問する。
ドイツ国防軍の諜報機関アプヴェアに所属するヘルマン・ヴォルフ大佐は、
副官を務めるヨハン・バウアー中尉にある男を調べさせる。
彼の持つマッチは暗号に使える薬品を含んでいた。
しかも彼はタバコを吸わない。
実は列車内でアジア人から財布ごと盗んだと自供する。
搭乗者名簿から盗んだ相手は真木克彦と判明する。
ヴォルフ大佐の指示で真木の身辺を徹底的に調査するが
遺留品に不審物は見つからない。
真木克彦28歳で美術商、死んでから存在感がアップしたらしい。
彼の遺体を訪れる者は居ない。
ヴォルフ大佐は100名のスパイを検挙した強者。
日本は友好国の同盟を結ぶ相手だが22年前は敵だった。
その昔ドイツ海軍の潜水艦の消息が日本に漏れていた。
魔術師と呼ばれる男の仕業で既に拘束されていた。
日本陸軍から逆に彼の情報が漏れていた。
魔術師を拘束、尋問する若いころのヴォルフ。
その男は手榴弾を奪って自らの右腕を代償に逃走した。
その後、ドイツ国内で次々に暴動が発生して連合国に
破れたのだった。
その男こそが日本のD機関、スパイマスターの結城中佐だと
確信するヴォルフ大佐。
真木は協力者から情報を集める役、マスターの結城が必ず
協力者リストを奪いに来るはずだ。
真木の死亡は伏せて住居と病院には監視を付けていた。
スパイの痕跡は何も無い、大佐の思い過ごしだと上申するヨハン。
真木はベルリン行きの列車で死亡したと聞いて全て報告済み
だったと想定する。
病院で遺体を確認すると写真とは異なる点がある。
真木の遺体は監視するために個室に移された。
その前は老人と相部屋で、老人を訪ねてきた外国人が居た。
片足を引きずり、革手袋を付けた男だった。
既に手遅れだと落胆するヴォルフ大佐。
もう彼は協力者を訪ねて徹底的に証拠を隠滅するだろう。
真木はシャツの襟に協力者リストをいつも隠していたのだ。
真木の目は写真と異なり、閉じていた。
---最終回 「XXダブル・クロス」---
スパイマスター結城中佐の過去。
ドイツで拘束されたが自力で脱出、作戦を遂行したらしい。
彼を尋問したヴォルフは、その男、魔術師こそ
結城中佐だと考えていた。
ヴォルフの妄想かもしれませんが、嘘でもなさそう。
でも真実は闇の中ですね。
コードネーム魔術師が居た、真木克彦がスパイで
結城中佐が協力者リストを持ち去ったのも事実のようです。
ただ魔術師が結城中佐なのかは不明。
義手であることで関連性はあるので恐らくは・・・でも詳細不明。
同盟国でもいつ、条約を破棄するかは不明なので、
スパイを送り込んで情報を取得するのは当たり前でしょう。
敵以上に裏切りが怖いのでスパイを送り込むのは有り得ると思う。
出番が殆ど無かったが真木は三好だったのですね。
佐久間とゴードン宅で暗号解読書を神棚から発見したのですよね。
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ジョーカー・ゲーム 第11話『柩』 感想(画像付)
若き日の結城中佐もカッコ良かった!
中佐にリベンジを誓うヴォルフ大佐だったが…。
三好、まさか本当に死んでしまうとは…下野さんのセリフもなく(^^;
スパイにとって死はすべての終わり。
その言葉の意味が重いエピソードでした。 渋すぎっ!
以下、感想はつづきから ネタバレ含みますのでご注意ください。
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若かりし頃のヴォルフ大佐と副官バウアー中佐が似過ぎなんだもん。
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真木は国内の協力者を操るスパイマスターであり、協力者のリストを持っている筈。真木が死んだ事が明らかになればドイツ国内のスパイ網が崩れるのだから、結城は必ずリストを取りに来ると。
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ヘルマン大佐の語り多めで進んで行く展開にシビれました。
銀河万丈さん、やっぱりいい声ですね。個人的には次回予告もやって欲しかったぐらいです。
ベルリンで起きた列車事故の調査に赴いたドイツ国防軍の諜報機関に属するヘルマン・ヴォルフ大佐は、真木という日本人画商の死からD機関と結城中佐の存分へと迫ろうとしますが、彼の副官は大佐の考えに懐疑的で、大佐の妄執ではないかと思ったようですね...... [続きを読む]
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