orange BS11（7/03）#01新

LETTER01

26歳で集まってタイムカプセルを開ける仲間。
26歳になっても後悔することは多い。

高宮菜穂宛に高宮菜穂、自分から手紙が届く。
人生初の寝坊で遅刻しそうになる菜穂。
4月6日の始業式、東京から成瀬翔が転校してきた。
自分からの手紙は10年後の未来から送られてきた。
人生初の寝坊や成瀬翔の転校、隣の席に座ることが綴られていた。
全てが事実で本当に10年後の自分からかもと信用し始める。

須和が声を掛けて菜穂たち5人と一緒に帰る。
この日は彼を誘わずに帰られせて欲しいと書かれていた。
でも誘うとどうなるのだろう。
村坂あずさの実家はパン屋で焼きたてを持参してきた。
日記を書いている菜穂、手紙の筆跡は同じ。

球技大会、元ソフトボール部の菜穂。
翔は見学で不参加。
9回裏2アウト満塁で代打を頼まれるが断ってしまう。
断らないでと書かれていたので、10年後の後悔解消にと引き受ける。
相手は現役のソフトボール部のピッチャーで打てそうにない。
手紙には配球も書かれていたので2球目をフルスイングして
　ホームランで勝利する。
女子はソフトボールで優勝、男子も須和の活躍でサッカーで優勝する。
終わって小さいサイズのスパイクを履く菜穂の足を
　手当してくれる成瀬翔。

自分が損するのなら良い、周りに迷惑をかけないから。
今まではそう考えてきた菜穂だった。
でも俺が見てるからと成瀬翔。
私も翔を見てるから。　来年はサッカーに出場するよ。

手紙を最後まで読むと、10年後に翔は居ない、後悔させたくない。

---次回　「」---

昨年末に実写映画化された作品のようですね。
出来は悪くなく、興行成績も良かったようです。
でも原作者が劇場版を見ないと告げてTwitterアカウントを削除して
　あれこれと想像されたらしい。
それまでは配役にも拘っていたらしいので、デキが悪いのではなく、
　見るのが辛かったのかもしれない。
過去の経験を思い出させる何かがあるのかもしれない。

内容的には未来から自分宛てに手紙が届く。
今となっては既視感のある設定です。
ここまでで、成瀬翔は空気の良い松本に静養に来た感じですね。
ある意味サナトリウム的な処置。
そんな彼を好きになったが、10年後には亡くなるので
　遅かったと後悔があるのでしょうね。
10年後の未来の菜穂の後悔を解消するために頑張るようですが、
　その結果で未来が変わることはないですよね。
翔が存命する未来があってハッピーエンドも良いかもしれない。