食戟のソーマ 弐ノ皿 TokyoMX（7/09）#02

第2話　交錯する光と影

負けて悔しいアリスは子供のように泣きじゃくる。
薙切えりなには嫌味を言われて料理だけでなく悪口も
　天才的ねと言うのだが、料理の腕を認めていることになるわよ。
薙切えりなは泣けるアリスが羨ましかった。

アリスの料理は綺麗過ぎるんだ、減らず口は
　俺に料理勝負で勝ち越してから言えよ。
田所恵との2回戦はラーメン対決だった。
前日に麺は好みのものを選択できた、熟成させるため。
つまり勝負はスープとトッピング。
即座に太麺を選んだ黒木場リョウ。

彼の狙いは濃厚なスープ。
田所には難しい濃厚スープ。
母親から送られた食材が届く、地元の食材を調理することに決める。
黒木場はカレーと同じく魚介スープ、魚の粗や内蔵、殻を
　ふんだんに使った濃厚スープだった。
一方、田所は干した帆立の貝柱を調理していた。
実は二人共に港町育ちだった。

港湾地区に美味いお店があると評判だった。
10年前に1人でお店を訪れたアリスはシェフの黒木場リョウと
　その店で知り合ったのだった。
彼は子供がてらに大の大人を従える料理長だった。
俺の料理勝負とは相手を叩きのめすことだ。
田所とは全てが正反対だった。

先に完成したのは黒木場リョウの魚介濃厚スープのラーメン、
　スープ・ド・ポアゾンだ。
オマールエビの殻を乾燥させて砕いて利用していた。
それに対する田所恵の淡麗スープラーメン。
干貝柱や干し椎茸などを使った会津地方の郷土料理の
　こづゆ料理だった。
野菜の甘みを利用したスープでトッピングには味の変化を
　与える梅肉や酢を混ぜた物を準備していた。

お互いに相手のラーメンを食べて味を確認する。
濃厚対淡麗、田所恵は真っ向勝負を挑んだのだった。
まるでスタンドの戦いでもあるかのようだった。
そして遂に薙切仙左右衛門が筆を持ち勝者の名を書こうと構える。

---次回　「「玉」の世代」---

お互いに港町育ちだけれど、味の方向性は正反対。
濃厚対淡麗対決となった黒木場リョウと田所恵の2回戦。
実は幼い頃からシェフを任されていた黒木場リョウ。
アリスにも料理勝負では勝ち越していた。
そんな実力者だった黒木場リョウの得意料理は魚介を使った海鮮系。
それに対して田所恵は郷土のこづゆ料理で勝負。
干貝柱や干し椎茸などの干した食材を調理するものでした。

さて結果は如何に？
ジョジョのスタンド対決は原作にも描かれているようですね。
アニメオリジナルではないらしい。
まあ同じ連載誌ですから・・・。
流石にメインとなると田所恵の作画が半端無くて美人でした。