食戟のソーマ 弐ノ皿 TokyoMX（7/23）#04

第4話　追跡者

第4試合のテーマはデザート、しかも食戟が行われる。
審査員全員の判断ではなく、5名の個別得点で審査される。
美作とタクミの食材は全く同じだった。

美作は過去に99勝の戦歴を誇る、食戟のプロだった。
相手の全てを微に入り細に入り調べて全く同じ料理で勝ってきた。
まさにキング・オブ・ストーカー。
相手の性格までも調べて挑発する。
そして勝てば相手の大事な道具を奪う。

相手の料理を予測して一つ上の工夫を凝らして勝ってきた。
今回もタクミのデザートを予測して見事に同じメニューだった。
卵を白身と黄身にわけて泡立てたり、アーモンドスライスを
　混ぜ込んだりと微妙な工夫が心憎い。
タクミはその場でアレンジを施さないと勝てない窮地に陥る。

タクミは咄嗟の判断で英国風調味料のレモンカードを
　挟みこむことを閃いた。
しかもバターをオリーブオイルで代用した、イタリア風レモンカードを考案したのだった。
しかし、それも美作の予測の範囲内だった。
モンゴルで使用される塩レモンを挟み込んで対抗していた。
僅かながらの差で美作の勝利となる。

タクミを勇気づけたいが掛ける言葉がないともどかしい肉魅。
ソーマはあっさりと極星寮に戻る。
ソーマの部屋には美作が待っていた。
次の対戦は美作とソーマだった。
出刃包丁を賭けて食戟しようぜ、俺はタクミの包丁を賭ける。
ソーマの性格も調べあげての発言だった。
俺はお前を買っていたのに残念だよ。
あんなものは料理じゃない、お前こそ可哀想だ。
食戟は受けるが奪った99本全ての包丁を賭けろ。
俺が負けたら、料理人を辞めてやるよ。

---次回　「一口目の秘密」---

まさかのタクミの敗戦でした。
準レギュラーの1人だけに負けるとは思わなかったですが
　ここで負けると醜いだけのモブとなる美作ですよね。

確かに相手のメニューが分かれば、それにアレンジを加えて
　より旨い品を考えるのは可能かもしれない。
ただ、普通はそこまで調べられないですよね。
それに完成度の高い得意料理なら、アレンジも難しい。
それでも勝つのはそれなりの腕を持っていることなのでしょう。

さて主役が食戟勝負を受ける最高の盛り上がり。
ソーマに勝算はあるのだろうか。
テーマが広範囲の複数考えられるものならチャンスかもしれない。
丸井は解説役にぴったりです。

今回のパロディはキング・オブ・ストーカー発言時の
　楳図かずお風の驚き顔でしたね。