ベルセルク TBS(8/05)#05

第5話　断罪の塔

イシドロは食料を村人が逃亡した村で調達していたが
　傭兵崩れたちに見つかって食料を取り上げられる。
しかし毒を混入しており、身動きできなくする。
他にも仲間がおり、イシドロの適当な嘘は見破られる。
しかし冗談から出た真、クシャーンの斥候が本当に出現。
傭兵たちを瞬殺する。
そこに先を急ぐガッツが到着する。
不審者のガッツに攻撃を仕掛けるが一刀両断される。
なおも仕掛けてくるが殲滅する。
ガッツを知るシラットはこれ以上は仕掛けない。
ガッツの強さに憧れるイシドロは後を追う。

食料の乏しい村人たちは教会と軍の食料を奪う。
ファルネーゼと聖鉄鎖騎士団が秩序を保つためにも取り押さえる。
食料も医薬品も全てが足りない状況でモズグスは
　信者の愛を信じていると手厚く保護する。
乳飲み子は助かりそうだが、母親は信者にはあるまじき行為を行った。
信者の証を立てなければなりません。
連れられて行った部屋は拷問に耐えて信者の証明をする場所だった。

ジェロームは聖鉄鎖騎士団員だったが娼婦のルカに入れ上げていた。
団長は女性が就任するのが習わしだが、ファルネーゼには
　剣術も戦術も足りないとバカにしていた。
国に戻ったら貴族の愛人にしてやるからとネックレスをプレゼント。
キャスカは彼女に保護されていたが、まともに思考も会話も
　出来ない状態で美人だから包帯で顔を隠していた。
こんな場所に美人が居ると知られたら襲われるから。
自分の食い扶持は自分で稼ぐのがセオリーだが
　自分の意志を決められないキャスカには求めない。
ルカは皆で稼いで皆で対等に分け与えることを実践してきた。
稼ぎの一部は近隣の人々にも分け与える。

仕事で忙しいルカ、ニーナがキャスカを連れて川に水汲みに行く。
ニーナ出血が止まらない難病で薬を貰ったがいずれ
　脳に支障をきたすと思い込んでいた。

ガッツに追いついたイシドロ。
強いガッツに憧れている様子。
車輪の魔物が襲ってくる。

---次回　「火あぶりの夜宴」---

邪教徒と教会の争いが激化しているよう。
そこにも娼婦は存在する。
彼女たちをまとめるルカがキャスカを保護している。
思考もままならない彼女なので働かせることもしていない。
ルカの人間を知る言葉が言い得て妙です。
持たざるものは持つものを羨み妬み嫉妬する。
本当に人間の妬み僻みは汚くて罪悪と言える。
恨まれないように近隣の人々とも仲良くする。
人生を達観した姿は聖人のようです。
でも施しを受けられる者の中には、いつしか甘えて頼って
　怠惰になる者が出現するのですよね。
ジェロームがルカを連れて故郷で愛人に出来る日があれば
　良いのですが、きっと亡くなるのでしょうね。