ReLIFE BS11（9/09）#11

Report 11　過去トリップ

会社時代の先輩、佐伯みちるの命日なので墓参りに行きたい。
昨年は墓前で動けなくなったので、心配で同行する夜明了。
退職後はネクタイが締められなくなっていた。
日代は夜明がスーツを持ち込んだことが分かる。

4ヶ月ぶりの大人の姿、小野屋に頼み事をした夜明。
営業成績トップの女性の佐伯先輩には同僚からの
　嫌がらせがあった。
海崎の指導教官で言い返さずに我慢していた。
それを我慢できずに暴露した海崎。
嫌がらせは悪化して遂には会社で首を括った。
俺が余計なことをしたばかりにと後悔と自責の念が溢れる。
墓前でも想いは溢れて止まらない。

3ヶ月で退職すると再就職が大変だと社長。
そのとうりで、面接でも尋ねられると上手く答えられなかった。
就活が面倒になり、バイトで暮らすフリーター。
そんな現状を後輩に素直に告白できるようになった。
墓参りの帰りに後輩と出会う。
後輩は海崎を社長に文句が言えたヒーローだと告げる。

ようやく一歩前進できた海崎だった。
夜明が小野屋に頼んだのは後輩二人の同行だった。
彼らは今も佐伯の墓参りを行っていた。
後輩と出会えるように時間調整してくれたと気づいて
　ありがとうと礼を述べる海崎だった。

---次回　「ダブルパニック」---

完全にアウトなブラック企業で、同僚も社長もアウトですね。
それなら、他の方法を佐伯先輩は考えると思う。
少なくとも会社で首吊りはしないと思う。
ただ、それによる海崎の失敗を描きたいので、
　それ以上に詳細は描かなかったですね。
普通ならライバル企業に転職しますよね。

海崎のトラウマが明らかになり、最悪の状態からは
　前進できたと思えるエピソードでした。
それにしても一々鬱陶しい程にふざけた対応をする夜明。
彼もまた、前回の失敗がトラウマとなっていますね。
海崎よりも組織の歯車として働く彼のほうが危ないかもしれない。