はんだくん TBS(9/01)#09

第9話　半田くんとカエル

2-7組は通称半田組、担任の岡山先生は生物教師。
楽しみだったカエルの解剖が父兄の反対で中止となってしまった。
半田を利用して賛成多数となれば行えると考える。
相沢がカエルの解剖賛成派。
母親が絶対反対で自身もやりたくない半田。
近藤だけは半田の嫌な顔を見逃さず理解していた。
クラスの意見を半田くんに決めてもらおうよ。
カエルの解剖か押し花と言われて、押し花を選ぶと
　メルヘンな奴と馬鹿にされると思い込んでしまう。
俺はワイルドだと心にもないことを口走る。

その結果、男子は解剖賛成派に決まってしまう。
女子は反対だが、半田の言葉で納得してしまう。
当日は5人に1匹のカエルを1人1匹にまで増やしてきた岡山先生。
功労者の半田には一際大きい蛙が割り当てられる。
しかしカエルが出てきてしまう、怖くて投げてしまう。
教室がパニックとなり阿鼻叫喚のさながら地獄絵図となる。
気絶した半田は俺帰る、カエル怖い、帰ると口走る。
全てを半田に頼りすぎていた。
カエルを帰してやろう。
優しさのない選択はダメだということなんだろう。
その川辺で四つ葉のクローバーを見つける。
岡山先生の伝えたかった命の尊さを1匹のカエルの犠牲もなく
　教えられたことを喜ぶのだった。
その頃、保健室で眠る半田はカエルに苦しめられていた。

半田くんとストーカー

今日は相沢が半田を見守る当番の日だった。
しかし普段とは異なるコースで帰る半田。
これはストカーに尾行されていると考える。
近藤だけは半田が相沢たち、半田軍の尾行に気づいたせいだと
　冷静に理解していた。
しかし半田軍は本人に知られること無く影から守るのが使命。
ストーカー退治に出動するが、イタチごっこが始まると冷静な近藤。
二手に分かれて尾行してストーカーを見つけよう。
物陰に隠れていたのは金城美代子、通称イレイサー。
節度を守らないファンを取り締まっていた。
図書委員が新刊書を密かに届けようとして捕まってしまう。
自分だけ抜け駆けは許さない、ファンの心得を説く。

何者かの尾行に気づいた半田。
実家を知られると母に被害が及ぶ、待ち合わせの川藤にも
　迷惑がかかると尾行者をまこうと行動する。
足の早い半田を追うのはダッシュ東野、しかし急には曲がれない。
茜とレオは犬に捕まってしまう。
塀を乗り越えれば川藤の待つ喫茶店への近道だ。
そこには半田軍とイレイサーが居た。
逃げようと考えるが悪いのはあいつらだ、逃げる必要など無い。
いつも尾行しやがって、好い加減にしろ、友達にも迷惑がかかるだろう。
これで懲りたかなと思う近藤。
しかし相沢は自分たちではないストーカーに対する台詞だと考える。
なにせ自分たちは友達なのだから。
これからも半田くんを影から守ろうと誓い合うのだった。

---次回　「半田くんと平凡/半田くんと美少女」---

半田は半田軍を仲間だとは考えていないのですね。
今回、初めて理解した。
それで修学旅行でも彼らと仲良くはならなかったのですね。
その前に、そこは上手く見せて欲しかった。

半田軍が暴走して、密かに近藤が突っ込みを入れるのが
　面白い鉄板ネタかもしれない。
近藤が居ないと発散して何が何だか分からなくなる。

カエルの解剖は一般的だろうか。
フナの解剖なら小学校で行った経験がある。
高校生にもなって解剖は無いと思うけれど。