探偵ナイトスクープ TokyoMX(9/18）

顧問　蝶野正洋

　・寮の食堂の絶品豚汁をもう一度　　探偵　たむらけんじ
　　奈良高専の寮の食堂で食べた豚汁が忘れられない。
　　妻や母が作った豚汁とはぜんぜん違う味。
　　10年前のことで当時の調理師も現役なのかは不明。
　　取り敢えず寮を訪れると殆どの調理師が入れ替わっていた。
　　チョッパーハンドルのオートバイに乗るアキちゃんは覚えていた。
　　寮を取り仕切る責任者に依頼して当時の調理師を集めてもらう。
　　アキちゃんに会えていきなり泣き出す依頼者。
　　56歳の方だけは現役で勤めているが他の2人は73歳、既に引退していた。
　　当時を思い出して100人分を30人分に変更して調理してもらう。
　　レシピは忘れていても突然でも役割分担が決まっていて調理が始まる。
　　特別な食材は何も使っていない。
　　完成した味を食べて感動する依頼者。
　　ただ、若干味は思い出で美化されていた様子。

　・寛平探偵になぐられた！？
　　35年前のヤンキー　　探偵　間寛平
　　52歳の依頼者は35年前の17歳時はヤンキーで暴走族。
　　喧嘩の最中に眼光鋭い寛平を発見。
　　ボスだからやっつけようとして猫を踏んで転んだ。
　　物も言えない猫を踏んでどうすると寛平に殴られて
　　　焼肉屋に連れて行かれた。
　　そこでミノを食えと1Kgをごちそうになった。
　　大人になると辛いことがたくさんあるが、歯を食いしばって
　　　生きないといけない。
　　それに歯を鍛えないといけないのでミノを食え。
　　その言葉が記憶に残って人生での教訓となった。
　　しかし後輩、息子、お客さんは信じてくれない。
　　探偵も全然覚えていない。
　　お店に入っても思い出さない。
　　35年前はたくさんの借金が出来て苦しんでいた頃。
　　仲の良かった池乃めだかに電話して訪ねるが知らない。
　　吉本新喜劇の脚本家の中村さんが良く知っているので
　　　訪ねるが知らない。
　　お店の社長が戻ってきた、当時の出来事を話すとミノを注文した
　　寛平を覚えていた。
　　本人は覚えていないが、事実だと確認された。

　・傾斜はほぼ垂直！？恐怖の滑り台　　探偵　澤部佑
　　9歳の少女が怖くて滑れない滑り台。
　　びわ湖こどもの国、80度で5.5m高の滑り台。
　　多くの子供が怖がっている。
　　中には滑れる子供も居る。
　　2時間経過したが滑れない、両親も厳しい口調になる。
　　それでも達成して欲しいので暗いが継続する。
　　スタッフも手伝って怖くないと無理やり滑らせる。
　　大泣きの依頼者だが自力でできたと報告。
　　もう一度挑戦はしない。

10年前の味の再現は微妙だった様子。
作り置きなので、冷めて味が染み込んでいたのかもとフォロー。
それでもやはり記憶が美化されて味も再現されても
　とても美味しい記憶に変わっているのかもしれない。
35年前に探偵は借金で大変だったので、記憶が失われているのでしょう。
恐らく辛い出来事がたくさんあって、他の記憶を消しているのでしょう。
本人的にも当時のことは忘れたいと思っているのかも。
傾斜80度の滑り台はやり過ぎ感がある。