2016年夏アニメ個人評価
2016年夏アニメ(9月終了アニメ)の個人的な評価を記述する。
ピッコロさんのフォーマットを借用する。
90%以上の視聴アニメは下記となる。
- Re:ゼロから始める異世界生活
- 甘々と稲妻
- タブー・タトゥー
- NEW GAME!
- プリズマ☆イリヤ 3rei!!!
- 魔装学園HxH
- 魔法少女?なりあ☆がーるず
- バッテリー
- この美術部には問題がある
- はんだくん
- ももくり
- ReLIFE
- ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 絶望編
- ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 未来編 希望編
- ベルセルク
- 食戟のソーマ 弐の皿
- ラブライブ!サンシャイン!!
- Rewrite
- クオリディア・コード
- アンジュ・ヴィエルジュ
- マクロスΔ
- テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
- アクティブレイド 2nd
- orange
- あまんちゅ!
- モブサイコ100
- クロムクロ
- アルスラーン戦記 風塵乱舞
- 七つの大罪 聖戦の予兆
- 天鏡のアルデラミン
- 91Days
- 不機嫌なモノノケ庵
評価項目の内訳は下記となる。
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>30点満点。
一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
===============================================
Re:ゼロから始める異世界生活
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
前半は楽しめたが、後半は視聴が辛かった。
特に後半は長いシリーズを圧縮した感じがあり、全体的にも
世界設定が分かり難かった。
圧縮展開のためか、前半の失敗をクリアするカタルシスを
感じる前にストーリーが進んでしまった感じが勿体なかった。
甘々と稲妻
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
各話のエピソードは悪くないが、全体を通じて見ると
なぜだか面白くない。
特に父親の育児成長がメインにも思えて面白くなかった。
父親が未だ未熟な様子が不快に感じた。
最初にもっと世界設定を描いて欲しかった。
タブー・タトゥー
ストーリー 1
キャラクター性 3
画 4
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
結局世界観や設定は良く分からないままに終わった。
バトルの作画だけが良かった。
途中でメインヒロインが亡くなるのは斬新かもしれない。
NEW GAME
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
萌えだけでギャグもなく、お仕事の厳しさも業界に詳しく
なれるわけでもなかった。
正直、本当に働く女性の日常だけを描いた作品で
山も何もなく平穏無事に終わった感じ。
完全に日常萌え作品だった、それだけにエロをスタッフは追加した感じ。
青葉よりもねねっちを主人公に描けば面白くなった気がする。
プリズマ☆イリヤ 3rei!!!
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
バトルメインでギャグもあり最も楽しめた。
バトルは多いが、尺が足りない感じがあった。
それ以上にイリヤの突っ込み全開が楽しかった。
これを描くなら前作のZwei HeltzはZweiにまとめるべきだったと思う。
次が劇場版らしいが、内容的には丁度良いかもしれない。
魔装学園HxH
ストーリー 2
キャラクター性 4
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ただエロだけに特化した作品だった。
エロだけは気合の入った作画、演出なのでストーリーや
バトルを問題視するのは野暮な気がする。
バッテリー
ストーリー 1
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 1
結局、何を描きたいのか良く分からなかった。
前半と後半で描く人物が変わったので、青春群像劇だったのだろうか。
それを見せられても戸惑ってしまう演出だった。
シリアスな作風だけに中途半端で酷い演出に感じる。
この美術部は間違っている
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
恋愛メインとなるとギャグ要素が減るのは残念。
でも主人公の的確で厳しい突っ込みが心地良かった。
今期では数少ない楽しめた作品。
はんだくん
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
結構、楽しんで視聴できた。
ただネタ的には主人公が勘違いして嫌われていると思い込んでいるだけの
自虐ネタの繰り返しは当たりハズレがあり安定しない。
周囲のネタキャラで上手く魅せた感じ。
魔法少女?なりあ☆がーるず
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
CG以外は動かない、CGも出来が悪く、ガニ股で胸を
通過する腕など、素体以外は通過してしまう。
ただ終わりは自分たちを否定するようで感心した。
ももくり
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
初々しい交際中の二人が面白かった。
内容的には肉食女子でオヤジでストーカー気質の
栗原雪が色々面白い。
目新しさはあまりないが、丁寧に上手く演出している。
今期の作品では数少ない笑えてニヤニヤ出来る作品だった。
ReLIFE
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
案外と楽しめた作品。
ただ物語の途中なので、結末が知りたい。
ラブライブ!サンシャイン!!
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
前作をなぞった安定のストーリー。
目新しさはないが失敗もない、手堅いストーリーだった。
アイマス・シンデレラは全てを変えて大失敗だと思うので
それに比べれば上手いと思う。
笑いの演出も上手く、毎回楽しみだった。
Rewrite
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
色々と説明が足りないが、2期が制作されるので
今回はバッドエンドを描いたと理解した。
なので、本当の評価は2期を見てからだと思う。
クオリディア・コード
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 1
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
今期のトップ作画崩壊作品。
盛大に崩れており、OP,ED以外は安心して視聴するのが難しい。
それ程にそこかしこが崩壊していた。
ストーリーも面白い試みではあったが、それを活かす
演出だったとは思い難い。
もう少し、感情を上手く演出して欲しかった。
費用が豊富だったのにどうして?
食戟のソーマ 弐の皿
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
1話完結スタイルで見やすい演出だった。
テンポよくストーリーが展開したのも良かった。
アンジュ・ヴィエルジュ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
無難にまとめた感じの作品。
スタッフのお風呂に関するこだわりはよく伝わった。
ベルセルク
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
説明が少なく、原作既読者でないと分からない。
各キャラも3DCGで描いたがバトル以外は辛いかもしれない。
次のシリーズを視聴すればもう少し理解できるのだろうか。
マクロスΔ
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
今回は珍しい、人間の敵を設定したマクロスシリーズ。
欲を言えばワルキューレがもっとバトルして欲しかった。
旧作との繋がりを意識したストーリーだったので
オマージュ的に感じるのは面白い。
流石に良い歌が多く楽しかった。
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
続編が制作されるので途中で評価するのは難しい。
ただ新作を途中で挿入したが意味不明だった。
前後で何もストーリー的には繋がっていない。
アクティヴレイド 機動強襲室第八係 2nd
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
犯罪組織を取り締まる警察を描いたと考えれば
2期では人事の強化もあって楽しければ良い作品だった。
細かいことより面白さ優先だった。
orange
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
途中の数回の作画崩壊が目についた。
そこまでは背景もキャラも高画質だったけに残念。
メインのメンバーの顔まで崩壊したのは笑うしかない。
内容はもっと圧縮したほうがスッキリ見られると思う。
そうしないと母親と息子の精神的な弱さ、異常性が目立ってしまう。
あまんちゅ!
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
前半のネガティブな主人公のモノローグが視聴していて辛かった。
もう少しあっさり目な演技が良かった。
中盤からはそれもなくなり、良かったと思う。
ただARIAと較べてしまうのが、この作品に取って良いのか悪いのか。
同じようなネタを現実の高校生として描くと何だかファンタジー要素が
なくなって詰まらないのも事実。
モブサイコ100
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
案外に真面目な作品だった。
超能力など個性と同じで大したものではない。
そんな否定的なテーマが面白かった。
ダンガンロンパ3 絶望編
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
絶望がどのように広まって蔓延していったかを答え合わせの如く
既に決定事項の過去を描いた作品。
まあそうなのかと言う程度の納得度だった。
単体で視聴するとあまり面白いとは思えない。
未来編への伏線を過去編として描いたのだろう。
ダンガンロンパ3 未来編 希望編
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
続編なのだが、学園外では大変な事が起こっていた。
そんな真実を描き、不幸なゲームに巻き込まれる主人公たち。
ただ前作が好きなファンのための続編的な作品に思える。
ある意味、現実可能だろうかなどと考えると楽しめない
ゲームのゲーム的な脚本に思える。
クロムクロ
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
放送開始当初は大丈夫かと不安でいっぱいだったが
終わってみれば制作会社の得意な学園青春、恋愛作品だった。
学園時々ロボットな作品だった。
そのためなのか、個性豊かなキャラばかりに描いた感じだった。
ロボットをメインに描かなかったのは上手いと思う。
アルスラーン戦記 風塵乱舞
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
ストーリー的には幕間のサイド的なエピソード。
スケジュールを埋める的な作品となった感じで作画も結構怪しかった。
完全に今回描く必要がどこまであったのかは不明。
明らかに放送局の都合を感じる全8話だった。
原作も無くアニメオリジナルらしいが疑問点は多い。
七つの大罪 聖戦の予兆
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
こちらも原作者の完全オリジナルのファンディスクのようなエピソード。
やはり幕間のエピソード的な作品。
でもキングとディアンヌのちょっとイイ話には感心させられた。
やはり各キャラが個性的で特徴があるので、日常だけを
描いても面白い。
天鏡のアルデラミン
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ストーリーは悪くないのだが、尺が足りない。
2クールでじっくり描いて欲しかった。
正直、尺足らずが勿体無い作品だった。
91Days
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
今時では珍しい禁酒法時代の復讐譚。
ただ、珍しい作品だっただけな感じ。
不機嫌なモノノケ庵
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
作画は良いのだが、世界観、設定が説明不足。
最近は多い、作風でなぜ?どうして?を描かない。
ゲゲゲの鬼太郎から通じる妖怪を異世界に送り届ける内容。
でも社会批判も何もない。
なぜだか存在する妖怪を送るだけ。
そこにドラマも何もないので、面白みはない。
=======================================================
ベスト・キャラクター賞 花丸(ラブライブ!サンシャイン!!)
OP賞 プリズマ☆イリヤ 3rei
ED賞
女性声優 新井里美
男性声優 津田健次郎
ミスターNo.2役ならこの人。
=====================================================
今期は期待作があまり面白くなかった。
NEW GAME!、甘々と稲妻、あまんちゅ!
ここまで外れるのも珍しい。
それもあり面白い作品が少なく感じた。
プリズマ☆イリヤ、この美術部は間違っている、ももくり、ラブライブ、
マクロスΔ、が楽しめた作品だった。
また作画乱れが気になる作品が多かった。
作風的にはorangeの乱れがギャップを感じて酷かった。
生徒が多数描かれる、体育祭は悲惨だった。
それに引き換えNEW GAMEはモブの顔は目鼻を描かずに上手く
演出で処理していて見事だった。
クオリディア・コードはOP,ED以外は酷いので、逆に慣れてしまった。
昭和のアニメを感じる乱れだった。
魔装学園HxHもエロ以外は乱れていたが、割り切り方が凄いかも。
中国アニメの一人之下と通じる手描きの崩れ方だったのが気になった。
クオリディア・コードは予算豊富なはずなのに、あの崩れ方は
スケジュールを圧迫したのは誰でしょうね。
一説では原作者が会議に参加したせいだとか・・・。
甘々と稲妻でも包丁が原作から歯と峰が逆らしい。
原作が料理アニメじゃなくて、レシピ紹介アニメだった。
今期はReLIFE, orange, バッテリーと異色作が目立った。
中二病アニメには食傷気味なので期待していたが残念な結果だった。
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9月終了アニメの総評、これで最後になります。
採点方法は以前参加した企画のものを参考にしています。
6項目を5点満点で採点。
評価の指標は、5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い
*各評価項目については、末尾に記載。
最後は7作品について評価となります。
マクロスΔ
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