響け！ユーフォニアム2 TokyoMX(10/19)#03

第3回　なやめるノクターン

3日間の合宿は朝はミーティングで深呼吸と発声練習から始まる。
それから各パートに分かれて練習、合同で地獄の10回通し練習。
課題曲と自由曲を12分、2分休んで合計140分が行われると
　全員がヘロヘロになる。
20分の休憩で一人で吹きに行くあすかは脅威の体力を誇る。
ユーフォの演奏はあすかと久美子に決定して任される。
オーボエソロが詰まらない、ロボットみたいだと橋本先生。
演奏は上手いが感情、表現力が足りない。
麗奈のような主張がオーボエには必要。
花火の後に滝先生に新山先生とのことを訪ねる決心をする麗奈。

約束どおり夕食後に希美先輩の復帰拒否の理由を訪ねる。
希美の演奏は上手なので戻ると混乱を生じるとか？
久美子の想像は外れていた。
聞かないほうが良いよ、辛くなるよと事前に警告する。
鎧塚みぞれは希美の顔を見ると気持ちが悪くなるくらいにトラウマを
　抱えてしまった。
そのことを希美は気づいていない。
オーボエ奏者は一人なので鎧塚を選んだだけ。
本人に言える？聞かなかったことにした方が良いよ。

皆で花火をする、怖気づいた麗奈に気合いを入れて滝先生の
　元に向かわせる久美子。
橋本先生は麗奈の気持ちを気づいていた。
うっかり言った一言を追求する久美子、
5年前に奥さんを亡くして音楽から離れて抜け殻となった。
北宇治高校の指導を始めて喜んで安心したらしい。
新山先生は結婚していた。
でも麗奈には、このことは話せない。

優子を問い詰める夏紀の現場を盗み見る久美子。
優子には見つかって話すことになる。
私のこと嫌い？
優子も昨年は退部を考えていたが仲世古先輩が相談に乗ってくれた。
今でもトランペットソロは仲世古先輩だと思っている。
あすか先輩が鎧塚の症状を知っていたことは知らなかった。
夏紀には鎧塚の症状は言えない。
夏紀の性格では何とかしようと頑張るが対応は無理。

優子先輩はコンクールは好きですか？
納得出来ないことは多い、中学の銀賞は未だ引きずっていた。
自由曲を選んだ時点で演奏意外の理由も指摘される。
今のコンクールを目指す部活の体制は良い。
実力主義も正しい。

麗奈は起きていて坂本と会っていたのかと尋ねられる。
麗奈にもコンクールは好きかと訪ねる。
上手くなるしかない、審査員を否定できるのは勝者だけ。
負けたら負け惜しみにしか聞こえない。
大勢の人に聞いてもらえるチャンスは少ない。
コンクールは好きとポジティブに考える麗奈。

結局、全然眠れなかった久美子。
練習を始めようと中庭を歩くと聞こえてきたのはユーフォニアムの音。
あすか先輩が一人で練習していた。

---次回　「」---

あすかに理由を尋ねる久美子。
希美よりも一人のオーボエ奏者を選んだあすかでした。
でも、全ては関西大会出場、全国を狙うための理由ですよね。
ある意味非常な決断だとは言える。
もっと変な理由かと勘ぐりましたが、ある意味普通の理由でしたね。
でも彼女の殺風景な部屋が気にかかる。

遂に優子先輩とも話すことが出来た久美子。
あすか同様、鎧塚のトラウマを気にしていた。
トラウマがあるなら病院で診察、治療が必要です。
それを勧めるのが正しい判断であり行動です。
トラウマは心的外傷、負傷です。
夏紀経由で希美に伝えて、鎧塚と話し合って感情を
　取り戻す展開になりそうですね。
久美子は視聴者には優しい、良い狂言回し役です。
コンクールは好き？嫌い？と訪ねる久美子。
コンクールの存在、在り方自体を問う質問です。
人が人を判断するのは難しい、誰もが分かる技術的な部分以外は
　好き嫌いになってしまう。
市立南中学には大きなキズを与えてますよね。
そして南中で吹奏楽部ではなかった夏紀だけが平常心で
　希美を応援できると上手い人員配置ですね。
麗奈はソロ獲得でお役御免なのか恋愛脳の乙女になっている。

ピントが合っている背景のピントをボヤかして手前の
　人員を描くなど芸の細かい演出が凄い。