DAYS BS11(10/23)#16
第16話 億千万と打ち寄せる波
合宿3日目の対戦相手は竜真学園。
1年生ゴールキーパー衣川から得点を奪うのは至難の業。
1点勝負と予想されていた。
しかし前半戦で既に2点を先取していた。
どういうことなんだ髭と監督に詰め寄る生方。
衣川は良く守っているが攻撃が止まらないのだった。
聖蹟のシュートは10本を超えていた。
早くボールを外に出してプレイを止めるんだ。
竜真学園監督の声も虚しく怒涛の波状攻撃が止まらない。
それは柄本がこぼれ球を拾っているからだった。
フォワードなのに一切の攻撃を捨ててフォローに回っていた。
今の柄本はフォワードではなくディフェンスだった。
敵陣でのディフェンスで味方の行動を理解していた。
母親の車椅子を押して町を通行することは至難の業だった。
町は車椅子に厳しい構造だったのだ。
それを気遣う優しいつくしだった。
相手のことを常に考えて行動しなさい。
優しいとは強いことなのよ、それが母親の教えだった。
幼い頃から他人とは争わない、気遣ってきた柄本だから
可能な味方のフォローだった。
毎日の練習で味方の行動や考えを理解しているのだった。
そんな柄本のプレイに青函高校イレブンは驚いていた。
聖蹟の中澤監督も柄本の優しさは弱点だと思っていたが
間違いだと気付かされたのだった。
試合に出場するためのチーム内の争いに対する柄本の
答えが攻撃しないでフォローするプレイだった。
ゲームが終わって4-1の完勝、2アシストでフル出場した
柄本だった。
青函高校は強豪、トップ下のMF平がプロ入りも決定している
プレイヤーだった。
桜木高校の犬童と並ぶと評されていた。
同じチームにプロ入りが決定している水樹と平。
今のお前は60%も実力を発揮できていない。
俺ならお前を120%輝かせてみせる。
明日の対戦を前に風間は火村と大柴は樋口とやりあっていた。
いよいよ試合が始まる。
君下は水樹が十分に力を発揮できていないと平に言われたのを
気にしていた。
---次回 「俺はこのチームが好きッス」---
柄本が出したチームに生き残るための役割。
それは自分の特徴を活かしたものでした。
相手のことを考えて行動する、前線での味方のフォローでした。
完全に攻撃を捨てた献身的なプレイでした。
MF的な役割ですが、走り回ってこぼれ球を拾うのは
簡単ではないですよね。
現実的にどこまで可能かは分かりませんが、実現できれば凄い。
しかし絶対的な得点能力を持つフォワードが居てこその
役割でもあります。
聖蹟の水樹と風間は一人で得点できる能力を持っているから
有効な役割だと思われます。
そうでなければフォワードが攻撃を放棄したら攻撃の枚数が
足りなくて相手ディフェンスを崩して得点なんか出来ませんから。
CMでもありましたが車椅子に町は厳しいのですよね。
最近、駅では車いす用のリフトやエレベーターが完備し始めましたが
それだけですよね、まだまだ厳しいですよね。
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