夏目友人帳 伍 テレ東(11/08)#06

第6話　音無しの谷

妖怪に襲われる夏目。
声を奪われるがパンチで脱出。
そこを通りかかった大きな妖怪がレイコと聞いて遊ぼうと連れ去る。
そこは草木も枯れた何も居ない谷。
レイコが来ると約束したので待っていた。
喉に効きそうな草花や虫を獲ってきてくれた。
文字は読めないらしく意思伝達が出来ない。
レイコと一緒に遊んだのが楽しかったらしく再び遊びたい。
友人帳と言われて不穏な感じになる。
連絡が取れずに困っていると斑の姿で助けに来る。

ニャンコ先生が連れ帰ってくれたが声が出ないので
　塔子さんとも筆談の会話がまどろっこしい。
声封じの術を施されたので2,3日で治るだろう。
しかし不便なのでヒノエと犬の会の中級を呼んで診てもらう。
夏露草があれば治せるが今の時期は見つけるのが難しい。
襲ってきた妖怪は隣町の毛むくじじゃらだとヒノエが知っていた。
襲ってきた毛むくじゃらは再び襲ってくるので、その時に
　術を解かせれば良い。

巨大な妖かし、ヒダカが訪れてきた。
道に迷ったレイコと遊んだ谷。
人の遊びをしたいがレイコも詳しくない。
再び訪れると約束したので待っていたが
　亡くなったのなら待つ必要もない。
もっと賑やかな場所を探して旅に出るので名を返して欲しい。
レイコも賑やかな場所が好きらしいが、経験がない。

突然の停電で毛むくじゃらが襲ってきた。
友人帳だけは悪用されると拙いとしっかりと抱きしめる。
斑の姿で恫喝すると恐れをなして逃走する、声封じも解いた。
妖かしにヒダカの名前を返す。
レイコは来なかったけれど、孫が来た。
楽しいことが超大好き。

---次回　「特別編　ニャンコ先生とはじめてのおつかい」---

イタズラ好きで意地悪な妖怪に声を奪われて
　苦労する夏目でした。
彼を助けた巨大な妖怪はレイコと遊びたくて
　今は廃れた谷で待っていた。
再び遊ぶことは出来なかったが孫が来て喜んでくれたのだった。
賑やかな場所を探して旅に出たヒダカ。

実はレイコも賑やかな場所が好きだけど・・・。
恐れられ疎まれていたので、そんな経験の無いレイコだったのでしょうね。
石蹴りも詳しくないレイコ、見ているだけで遊んだことも無かったのかも。
そんなレイコの不憫さを暗に描いていたのかもしれない。
そもそもレイコが妖かしと勝負するのは他人との
　折り合いが悪いからですから、悲しいエピソードになってしまう。

ヒダカは適当な造形で雀の妖かしかと思った。
漢字では緋鷹と書くのかな？
まだ幼いようで悪意がなくて良かった。

ヒノエと犬の会、中級妖怪が今期の初登場でした。
でもこれで出番は終わりそう。
今回のニャンコ先生はうり坊と呼ばれましたが、
　毎回変わってますよね、毛糸玉とか饅頭とか。
次回はOVAらしいが、ここも・・・。