灼熱の卓球娘 テレ東(11/28)#09

第九球　私には届かない

二重丸くるりに尋ねられた、何のために卓球してるです？
彼女は柘榴のためと言い切った。
その答えが見つからないこより。
上の空のこよりに、私の試合でドキドキを見逃すわよと活を入れるあがり。

あがりと柘榴の試合が始まる。
柘榴はどんな攻撃も自然体で返球する。
あがりが突き放せず常に同点の状態。
粘る柘榴に突き放されて13-15で第1ゲームを奪われてしまう。

2年前、くるりは烏丸卓球塾に通っていたと入部時に話す。
うちに来た選手だから大したことないと勝負を挑む先輩たち。
全員を1点も与えずに倒したくるり。
先輩たちは全員が退部してしまった。
くるりを部長として全国に連れて行ってよと頼む新入部員たち。
しかし、くるりの厳しい練習には誰にもついて行けず退部。
ドジっ子で一番最初にへばっていた柘榴だけが辞めずに練習に来た。
それは、くるりの卓球が格好良かったから。
私は正しかったと涙が溢れるくるり。
1年間は2人だけで練習する。

2年生になって新入部員も入って柘榴を部長にする。
くるりは柘榴を部長にして全国大会のトップに立たせてあげたい。
それがくるりの柘榴への恩返し。
ゲームカウント1-1で第3試合。
ここまであがりのフォアハンドスマッシュが決まらない。
上手く封じられている、12-14で負けるあがり。
第4ゲーム、フォアハンドスマッシュでは勝てない。
バックハンドスマッシュに切り替えて8-11で勝つ。
部長だから勝たなきゃ、くるりのためにも勝たなきゃいけない。
柘榴は柘榴の卓球をするです。
バックハンドスマッシュに加えてフォアハンドスマッシュも織り交ぜて攻撃する。
8-11であがりが勝ってゲームカウント2-3で勝利する。
どう、こより、ドキドキした？

何のために卓球したいのかと言いましたよね。
私はあなたとドキドキしたいから。
全て柘榴のために戦い、柘榴のために勝つ。
二重丸くるりは東のドライブマンと呼ばれる横に曲がるドライブが武器。
こよりの返球も大きく曲がってアウト。
私には届かない。

---次回　「」---

もず山中の卓球部部長、座敷童柘榴は強い。
あがりの最強のフォアハンドスマッシュが通じない。
どんな攻撃も自然体のごとく返球する。
しかも粘るので突き放せない、大ピンチのあがり。
でもバックハンドスマッシュは通じたのだった。
バックハンドとフォアハンドを織り交ぜて何とか勝利したのでした。

今回はあがりが頑張ったのだけれども、くるりと柘榴の
　過去回想が全てでした。
圧倒的な強さのくるり。
それでもただ1人だけ付いて来てくれた柘榴。
彼女と2人だけの練習、このシーンの動きが速すぎる。
無駄に速くて凄い。
自分を信じてくれた恩返しにと柘榴を部長にして全国で勝たせたい。
くるりの思いが描かれたエピソードでした。
正直、不気味だったくるりが普通の子に思える良いエピソードでした。
作画はちょっとピンチだったので頑張って欲しい。

最後の竜巻描写はやり過ぎ感があるけれど・・・。
今回も面白く楽しめた、いい作品なのに巷の評価が低い気がする。