終末のイゼッタ TokyoMX(11/19)#08

第8話　残酷なおとぎばなし

リッケルトはベルクマンに志願してエイルシュタットに潜入する。
初めての夜間降下はかなり流された。
スパイと接触するために旧城を目指す。
途中でロッテを乗せたビアンカの車に拾われる。
ロッテの姉が営むホテルに宿泊する。

先日逃走した工作員が旧城付近で目撃されている。
クンツに追跡を命じているが近衛兵にも手伝ってもらっている。
フィーネが不在の間に懸案事項は1つでも失くしたいジーク。
近衛隊は旧城の警護につき工作員も捜索していた。

今夜はレッドフォード卿の誕生日のパーティが開かれる。
表向きで、裏では各国の大使館職員が集まって今後の戦況の
　会議を開く、そこでの交渉が最大の重要任務だ。
フィーネもイゼッタもパーティに参加する。
恥ずかしくて踊れないイゼッタ、外で踊ろうと誘うフィーネ。
声を掛ける仮面の男、ベルクマン。
少女を共に連れていた。
その少女が気になって仕方ないイゼッタ。
突然、イゼッタにキスをして唇を噛んで血を飲み込む。
強過ぎたのか白目を剥いて倒れる。
あまりの無礼な行動に怒るフィーネ。
レッドフォード卿に彼の素性を訪ねるが逃走していた。
会議の結果、アトランタ合衆国大統領に参戦の確約をする大使館員。

旧城に乗り込んだリッケルトと工作員。
ベルクマンは第9工房で教会に残された白き魔女に関する
　書物を発見した。
そこには魔女の秘密が城の地下に封じ込められていると記述されていた。
魔女の血で地下への入り口を発見する。
血に反応してレイラインのマップが浮かび上がる。
それを撮影する、血に反応して赤い石が落下する。
近衛兵が2人を発見する。
お互いに顔を見合わせるリッケルトとビアンカ。
カメラと石を手渡して囮になるリッケルト。
既に負傷して満足に逃げられる状態ではなかった。

ベルクマンから聞いたもう一つの悲劇の白き魔女の伝説。
それは火刑に処されたという教会の書物に書かれた悲劇だった。
それに怒ったビアンカ、非礼を詫びるリッケルト。
人はハッピーエンドを求める、それは現実には悲劇が多いから。
ビアンカの銃がリッケルトの心臓を射抜く。
近衛が逃げた工作員を狙撃する。
しかしもう一人の工作員が彼からカメラと石を受け取る。

アトランタ大統領への報告書は出兵を促す内容だった。
ただし、ゲルマニアだけでなく魔女も危険分子扱いで
　エイルシュタットもターゲットだった。

---次回　「ゼルン回廊燃ゆ」---

リッケルトが命を懸けてイゼッタの秘密を奪いました。
ゲルマニアの第9工房には何が隠されているのか一番気になります。
そこには魔女に関するあらゆる資料が集められている気がする。
今回ベルクマンが連れてきた少女が培養槽？に入っていた
　人間なのでしょうね。
魔女の血族なのでしょうが、かなり弱い能力しか持たない様子。
イゼッタの血を飲んで倒れてましたから。
でもリッケルトが魔女の血の入った小瓶を持っていたのは
　誰の血でしょうね。
イゼッタを拘束したときに検査用に取得していたのかもしれない。
もしくは、別の魔女の血なのかも。
推測すると、人工魔女のような存在の気がする。
もし魔女がもう一人存在するならイゼッタに固執する必要がない。
なので人工的に魔女を作ろうとしていると考えるのが一番
　妥当かなと思う。

イゼッタの魔法を見せたことにより、逆に脅威と判断した
　アトランタ大使館員。
戦争の当事者ではないので将来的なことを考えると
　魔女の存在は必要ないのですよね。
早くに排除したい存在ですよね。

ビアンカは余所者のリッケルトを疑っていると最初は思っていた。
でも、安易に信じていたのが意外だった。
戦争してスパイを送り込んでいるのだから近衛なら厳しく
　問い詰めて排除してもおかしくない。