夏目友人帳 伍 テレ東(12/20)#11終

最終回　第11話　儚き者へ

期末テストで忙しい夏目。
夏目が来ないと退屈な中級たち。
そろそろ何か問題が発生して欲しいらしい。

期末テストも終わり冬休み前に何処かへ行こうと
　田沼が北本や夏目を誘う。
下校中の夏目を発見して三ツ岳の白霧花が満開で綺麗だからと
　強引に誘う、珍しい花らしい。
崖から眺める花は綺麗だが寒い。
風邪を引いてしまって学校を休む。

犬の会で夏目に白霧花を見せたと自慢する中級。
彼らのせいで風邪を引いたと告げるニャンコ先生。
何と弱い、猪や狸よりも弱い、哀れ過ぎる。
責任を感じる中級、オオツノ様なら熱冷ましの薬草を持っている。
訪ねると機嫌が悪いので帰れ、倒れた石灯籠を直すなら分けてやっても良い。
あまりの数に無理と即答すると、帰れと言われる。

塔子さんは卵酒を作ってくれたが飲めなかったニャンコ先生は
　明日飲むから治るなよと怒る。
夢でチョビ、ヒノエ、紅緒が教室に居てニャンコ先生が先生だったので
　乗っ取られると驚く。
レイコを見つけて追いかける、1人なら守らなくていいよ。
名前を返せと妖怪が訪ねてくる、無理だからと断る、風邪が悪化した。
学校を休む夏目を見舞いたい5人。
でも一度に全員が押しかけると却って迷惑になるのでは。

多数の石灯籠を立て直して熱冷ましを貰ってきた中級。
そのお陰なのか熱が下る。
世話のかかるお人だ、でも暇つぶしには面白い。
田沼が訪れるとすっかり元気な夏目。
多軌の発案でお守りを買って届けに来た田沼。
妖怪に巻き込まれたのか？
俺は妖怪退治の力にはなれないが、力になれるとしたら俺しか居ないと思った。
ここで大切な人がたくさん増えた。
祖母のレイコさんは1人なら守らなくていいと言った。
今更伝えようがないが、周囲の人が助けてくれると言いたい。
こんな話を話せる人が居るだけでも助かるよ。

ヒノエが確認するとオオツノ様から貰った薬草は人には効かないらしい。
幼いころに天井が熱でうなされて歪んで見えた。
妖かしにも見えて怖かった。
本物も居たが気づかなかった。
からかう相手が居ないと詰まらないと治してくれた妖かしも居た。

未だ床に伏せる夏目を見舞おうと白霧花を摘む中級。
薬が効いたみたいだと中級に礼を述べる。
阿呆なお方だ、いや、阿呆は我らじゃ。
いつか終わると分かっていても魅入ってしまうのだからな。

---最終回---

今回は中級がメインかな。
夏目が居ると事件が発生するので面白い、退屈しない。
夏目が大好きな中級妖怪でした。
犬の会も登場、紅峰や三篠も今期の初登場でした。
やはり、犬の会も一度は見たいですよね。
夏目のために頑張った中級でしたが効いたかは
　真偽の程は定かではなかった。
でも夏目が信じているので効いたことでいいのでしょう。
そして田沼、北本、西村、笹田、多軌も登場。

ニャンコ先生の先生役の夢はCMが真似したのだろうか。
レイコは一人が良いと人とは関わらず妖怪と関わりを持った。
でも理解者が居れば皆と一緒に居たかったのは同じでしょう。
そんな理解者がレイコには居なかっただけに思える。
夏目はいい仲間に恵まれたのでした。

そして来年に陸が放送される。
それでOVAを放送しても、今回で終われたのでした。
おそらく別のエピソードを1,2編準備していたのでしょうね。
でも制作が間に合わずカットして、今回のエピソードを
　放送して終わった感じですね。