Occultic;Nine TokyoMX(12/10)#10

第10話　本当のワタシ

我聞悠太の前に現れたのはりょーたす。
私の本名を知りたい？
アベリーヌ・成沢稜歌、ニコラ・テスラの娘。
73年前に死んでアストラル体となっている。
電波に乗って我聞が見たものを見て聞いていた。
スカイセンサーから聞こえるゾン子はりょーたすの声だった。

橋口教授の書斎を調べるサライと澄風。
そこでニコラ・テスラと娘の写真を発見する。
ニコラ・テスラは生涯独身で娘など居なかったはず。
同封されている家系図は娘のアベリーヌが嫁いだ成沢家のもの。
りょーたすは成沢家の娘。

その頃、鬼崎も成沢稜歌にたどり着いていた。
彼女に会うためにカフェ、ブルームーンに向かう。
2年前に店主が亡くなって廃ビルとなっているらしい。

サライと澄風がブルームーンに戻ると実優羽が1人で居た。
我聞が解読していた暗号を調べていた。
八卦、六十四卦の説明から2進数だと気づき、ボーコード暗号を
　Uniコードに変換する。
256体の遺体自身が暗号を意味していた。
残りの半分の暗号を解いたサライ、各人の通院記録だった。
全員が武蔵野メディカルグループ、MMGの病院に通院していた。
そこでスカンジウムを投与されていた。
我聞とりょーたすもブルームーンに到着する。

MMGの高須が緊急会議を招集した。
ニコラ・テスラが建設したワーデンクリフの塔、それを模して改良した
ワーデンクリフガンの起動キーを失った。
ご尊守の孫が失った。
第1世代の消去は実行中。

西園梨々花が自身の名の書かれた箱を開けると中身がなかった。

---次回　「大いなる目的のためよ」---

今回もかなりな駆け足展開でしたね。
八福神の会はMMG、武蔵野メディカルグループと
　関係があるようですね一部のMMGになるのかな。
そのMMGの家系であり、ニコラ・テスラの娘が乗り移ったりょーたす。
彼女の存在が謎の一端ではあるようですね。
そして彼女が持つ銃こそがワーデンクリフガン。
ニコラ・テスラが実験用に建設した塔の小型版なのだろうか。
同じ名前を持つ銃でした。
その起動キーが我聞の持つ鍵なのだろうか。

ニコラ・テスラの実験、高周波の伝送実験と
　幽体であるアストラル体をくっつけた設定のようですね。
人間の魂とも呼ぶべき幽体、アストラル体を固定するための
　装置がワーデンクリフガンのようです。
人は肉体を失っても魂として存在すれば、永遠の生命を得ると
　いう仮定が橋上教授の論文になるのかな。
そのためにスカンジウムを利用する。
そんな世界観になるのかな。

アバンの翁の能面を付けて人々を消去していたのはMMGの言う
　第1世代の失くなった人のアストラル体なのでしょうね。

もう少し登場人物を整理して2クールで丁寧に描けば
　楽しめたかもしれないが尺が足りなさ過ぎる。