文豪ストレイドッグス TokyoMX(12/07)#22

第22話　ポオと乱歩

組合のポオから江戸川乱歩に挑戦状が届く。
6年前に推理対決で敗れたポオだった。
勝てば組合の弱点を教える。
連続殺人事件の犯人を当てること。
彼の異能は物語の中に人物を封じ込めることだった。

乱歩は物語の中の登場人物の1人として事件を推理する。
突然の密室殺人に遭遇する。
しかしやる気のない乱歩、眼鏡がない。
あれは社長から貰った大切な品。
与謝野晶子の異能での治療が使えなかった。
それなら乱歩の超推理も使えない。
普通の人だから大丈夫と言おうとして口をつぐむ与謝野。
地道に捜査を開始すればいいだけのことだが、面倒だと
　やる気の出ない乱歩。

連続殺人なら次に狙われるのは1人になったときと身構える与謝野。
しかし襲われて死亡する、彼女の眼鏡を借りて推理する乱歩。
2人は現実世界に戻ってきた。
犯人は分かった、それは僕だ。
犯人に関する記述が1つもないのは作者とグルになって意図的に
　書いていないだけだからだ。
僕が物語に取り込まれた時点で入れ替わるので犯人は分からない。
最初の事件で密室にする必要など無い。
与謝野を襲ったのは自動人形。
あの世界は2050年の未来で軌道エレベーター上での世界。
何でもありだ。

乱歩の推理は正解、組合の弱点、白鯨の情報を得る。
今までの推理合戦で一番手こずったのはポオだった。
それを聞いてまた頑張ろうと思うポオだった。
取り込まれたのが一般人の乱歩でよかった。
社長は乱歩の能力を活かすために武装探偵社を設立した。
誰にも言わないで、今更一般人だなんて格好がつかないよ。

天の海をゆく白鯨のありて

乱歩が持ち帰った資料を元に立案する太宰と乱歩。
作戦が決定、谷崎の細雪で中島を白鯨に単独潜入させる。
太宰は安吾を見舞って、与謝野の治療と交換に
　拘束されている鏡花の解放を求める。
それとは別に武装探偵社には入社試験がある。

細雪でステルス化して潜入する中島。
白鯨の異能を発動したハーマンと遭遇。
中には誰もいないのは白鯨を落とすから。
ルーシーも拘束されて脱出していた。
白鯨は既に機械化されてハーマンの制御を失っていた。
白鯨を落として多数の命が奪われるのでハーマンも責めて同行したい。
昔のモビーディックは綺麗だった。

最上階の制御室で操作するしか無い。
それも見越して中島を送り込んだ太宰。
しかし芥川と遭遇してしまう。

---次回　「羅生門と
　　　　　　　　虎と
　　　　　　　　　最後の大君」---

乱歩とポオの推理合戦はもう少し丁寧に描いて欲しかったですね
尺の関係上、端折るしかなかったのでしょうが、残念です。
白鯨の潜入と落下、コロニー落としの雰囲気ですね。
芥川は愛されているというか出番が多いですね。

早く泉鏡花を助けてあげて活躍させて欲しい。
ハーマンのキャラクター造形に感心した。

そう言えば
？
!!
は有名な作家と編集者との小説の売れ行きに関する
世界一短い電信だったような。