終末のイゼッタ TokyoMX(12/10)#11

第11話　フィーネ

ジークの先祖が書き残した手記。
妃殿下の命令で国を救った白き魔女ゾフィを魔女審議会に売り渡した。
彼女は信用の証として魔力を使える場所を明かした。
それを利用して魔石の杖を奪ったのだった。
その際に割れた魔石も伝えていた。

ベルクマンは親衛隊とエイルシュタット旧城の地下施設、
　魔女の間を訪れていた。
リッケルトの墓が存在していたので参る。
大公の隠れ家が発見されたと報告が届き、ベルクマンも同行する。
最後まで抵抗するが、捕虜を次々に殺害して投降を促す。
思わず投降するフィーネ。

ジークと外出していたイゼッタが魔石の力でゲルマニア親衛隊を追い払う。
ビアンカは魔石の使用には反対だった。
もう十分にイゼッタは肉体がボロボロになるまで戦った。
それでもフィーネを守ると約束したからと戦うために魔石の使用を
　即決するイゼッタだった。
しかも魔女の寿命を削って使用するらしいと伝えられていた。

逃走するベルクマンは親衛隊長に尋ねる、俺の抹殺命令が
　皇帝からくだされているのだろうか。
親衛隊長を射殺して投降するベルクマン。
ゲルマニアには居場所のないベルクマンだった。
ジークとベルクマンはお互いに相手のことを聞き及んでいた。
自分とよく似た考え方をする者がいると。

魔女の力の根源、エクセニウムを利用した新型爆弾と
　誘導するミサイルの写真を見せる。
ゲルマニアは欧州列国を集めた会議でランツブルックに
　新型爆弾を投下して一方的な講和条約を迫る。
エイルシュタットのようになりたくなければ言うことを聞けと。
死にたくないから命を狙うものを倒すしか無い。
新型爆弾はTNT爆弾の20Kgの威力に相当する。

フィーネは弱気で降伏すると告げる。
魔女の力に頼ったことが間違いだった。
イゼッタがフィーネの頬を張る。
たくさんの人に私たちは生かされている。
私達二人が始めた戦いは私達が終わらせねばならない。
ルストニア会議に参加する、列国が降伏する前に説明する。
ベルクマンはミサイルの在り処とゾフィの秘密を伝える。
活動限界がある、せいぜいが2時間。
その時間を稼げばミサイルの誘導は出来ず、新型爆弾も投下されない。

フィーネはビアンカ、ジークと講和会議に向かう。
イゼッタはゾフィと対戦するために出撃する。
作戦が決まった夜、イゼッタはフィーネを誘って空中散歩。
姫様ではなくフィーネと呼ばせる。
一時の安らぎを味合う二人だった。
ベルクマンの指示で会議場に向かうフィーネ。
最後の検問でバスラーにベルクマンの裏切りを発見される。

ゾフィの待つ戦場に出撃するイゼッタ。

---最終回　「イゼッタ」---

イゼッタも魔石を手に入れて魔女対魔女の戦闘を決意する。
ミサイルを誘導して新型爆弾を投下するゲルマニア。
それを阻止して最後の戦いを挑むイゼッタとフィーネ。
でも作戦が消極的過ぎる気がする。
新型爆弾でクローンを製造する第9工房や新型爆弾に
　落として全てを破壊しないと危険だと思う。
それらも含めて最終回ではどうなるのでしょう。
ゾフィは戦力を備えて待ち構えてました。
明らかにイゼッタが不利ですね。
首都が陥落して占領下のエイルシュタットに満足な兵力など
　残っていないでしょうから。

強力爆弾を地上では処理できずに抱えて太陽に飛んでいくヒーローとか
　そんな最後が思い浮かぶ。
強すぎる力を披露して、最後は不幸を招く魔女。
だから、この世に魔女は存在しなくなった。
そんな大人の童話なのかもしれない。

願うのはロッテやエルヴィラの下に戻ることですが。