ステラのまほう TokyoMX(12/13)#11

第11話　お困りですかお嬢さん

椎奈部長宅に泊まり込んで夏コミに出展するゲーム製作を続ける3人。
深夜1時に椎奈宅を訪れたのはクラスメイトの飯野夏。
実は水葉の姉だった。
お婆さんがお怒りですと黒塗りのリムジンで連行される。

飯野家は古い格式ある家柄で水葉は部活禁止が決定された。
そもそもアイリス作星空のインテンツォーネにRPGゲーム制作を
　言い出したのは水葉だった。
それを途中でやめられるはずがないし、スケジュールもタイトになる。
珠輝は説得に向かう、同行者はあやめとアイリス先生。

飯野家は大名屋敷かと見まごうばかりのサイズ。
珠輝宅は1/5程度でお手伝いさんも1名だけ、それでも十分に広い。
姉の夏が今までは水葉の自由気ままな勝手を取りなしてきたが
　今回は無理だった。
そもそも、自分が描かないとダメというのがおこがましい。
水葉はプロでもなく、水葉でもなくても描ける。
あやめが夏の説得に異を唱える。
創作は自分に自信を付けるために行う。
それなら過去の文集でも自分のためになってきたと言えるのですね。
卒業文集を朗読するハメになる。
あやめの文集に感動してメロメロになる水葉。
恥ずかしさを我慢して朗読したあやめに免じて妥協案を提案する。
今度の期末テストで全科目70点以上をとること。
前回の結果が悪かった珠輝も一緒に勉強することになる。
飯野家で試験勉強も可能。

何とか約束は果たせた二人。
水葉とはPCを通じてチャットしながら絵を描いている珠輝。
ふと、絵を描く意味が分からなくなる珠輝は散歩へ。
そこで照先輩に会う。
話を聞いてもらうと、たまたまちゃんはどうしたいの？
忙しくて会えないパパに甘えたい。
パパが好きでパパの持つ漫画を読み始めて模写をした。
どんなに格好いいオジさんよりもパパは格好いい。
格好いいおじさんの絵なら描きたい。
少し気分が楽になった珠輝、帰り道で水葉と出会う。
珠輝と一緒に相互監視すれば作業も捗る。
でも3時間で上り電車が終わる田舎だった。

帰らないと怒られるが作業も続けたい。
照先輩も訪れて2人は泊まったのだった。

---次回　「もう一度スタート地点」---

飯野夏が水葉の姉でした。
でも同学年なのですが双子には見えない。
誕生日が異なる姉と妹も有り得るので、そちらだろうか。
夏が生まれて10ヶ月後に水葉が生まれたのかな。

飯野家は格式高い厳格な家柄。
反発する水葉でしたが姉の夏がフォローしてくれていた。
でも今回は無理だったらしい。
そんな飯野家の秘密が明かされたエピソードでした。
珠輝と水葉の関係がかなり近くなってきました。
同じ目的に努力する二人は傍目には大親友ですよね。
それゆえか飯野家に直談判する珠輝、結構、他人を思いやれて
　行動力のある娘でした。