青の祓魔師 京都不浄王篇 TBS（2/24）#08

第8話　父子相伝

勝呂は明陀宗の総本山・金剛深山に燐を案内する。
シュラからは達磨の生死が不明だと聞かされていた。

八百造指揮の元で明陀宗は烏枢沙摩(ウチシュマー）、アグニを
　召喚して不浄王討伐を試みる。
火属性の悪魔が不浄王には有効、サラマンダーと共に
　進撃を食い止めたい。
烏枢沙摩は5人では足りない、それに値する分の力を与えてくれる。
不浄王の好きにされるのも癪らしい。

燐たちは達磨を発見するが迦楼羅のお陰で命だけは取り留めていた。
使い魔の契約は破棄されたが、個人的な契約が残っているので
　傷を癒やしてくれていた。
不浄王は資料によると胞子嚢を持ち、それが爆ぜると濃い瘴気を
　付近にばら撒くらしい。
しかし胞子嚢の中に心臓がある。
劫波焔で結界を張るので燐に心臓を降魔剣で消滅させて欲しい。
しかし燐は降魔剣を抜けないのだった。

劫波焔を血族なら移すことが可能、達磨は息子には引き継がせたくなかった。
自分の代で長く続く柵を断ち切りたかった。
今はそんなことを言える状況ではなかった。
龍士に移植して印と呪文を教える。
達磨はしえみと出雲が面倒を見る。
子猫丸と志摩がシュラに事態を知らせに向かう。
そして燐が勝呂を守る、役割分担が決まって行動する。

不浄王は城のように周囲を守っている。
クロは危険だと止めるが、行かなければならないと知ると
　凛と勝呂を送り届けてくれる。

不浄王の侵食を止めようとする明陀宗と正十字騎士團。
雪男が何かを感じた、その先には藤堂が居た。
悪魔を乗り換えた藤堂が気づいて雪男を挑発、甚振る。
雪男の行動は所詮、父親のモノマネ。
兄を守るための行動、実は兄が大嫌いなんだろう？

---次回　「雪中松柏」---

父達磨から息子龍士への迦楼羅の移管。
そして各自が役割を与えられますが、全員がピンチです。
出雲は達磨を助けるために下山を決意する。
子猫丸と志摩の行手は不浄王に遮られる。
雪男は藤堂に闇落ちを仕掛けられてますよね。
シュラは、この状況を予測していたかのようなアドバイス。
自分に正直に行動しろ。

不浄王を倒すべく勝呂と燐にはクロの助けがある。
でも接近できるだけで、その先は燐が降魔剣を抜かないといけない。
各自が自身のピンチを乗り越えられるかですね。
そして不浄王を倒しても、問題は藤堂ですね。
彼の目的は？
自由に生きること、しかも今まで許されなかったことを
　実行してみたい。
そんな気がするけれど、何か目標があるのだろうか。

不浄王の造形が上手いと思う。
鬼のような人形を考えてしまうが、無機的で広がる様が
　綺麗だけれど不気味。
胞子嚢はぜんまいを思わせる。