ACCA13区監察課 TokyoMX(3/21)#11

第11話　フラワウの花は悪意の香り

フラワウ区に到着したジーンを出迎えるリーリウム兄弟。
区長と支部長は長官の兄と弟だった。
花に囲まれるリーリウム、区民も笑顔を絶やさない。
しかしプラネッタ区民と違って、どこか人工的な笑顔に感じる。

フラワウ区は石油の9割を算出している。
ドーワー家が統治する以前から算出している。
奪われていると思っても不思議ではないとプラネッタ支部長。
クーデータはフラワウ区が主導していた。
リーリウム家での晩餐の帰りに第1王女の親衛隊がジーンを狙撃する。
逸早く感づいたニーノが身を挺して守る。
運良く一命は取り留める。
暗殺者は自ら命を絶ったらしい。
フラワウ区への入区だけは上司に止められていたが今回は
　ACCAの任務なので問題なく入区出来た。
ドーワーの人間には手を出さなかった約束を守れた。
見守るだけの仕事で満足なのかと感情を露わにするジーン。
それではロッタも誰も喜ばない。

王家の跡目争いのゴタゴタに巻き込まれたくなかった。
しかしニーノの負傷がジーンを決意させる。
タバコを受取りクーデターを起こすことを了承する。
ACCA100周年記念式典に国王の代理で出席するシュヴァーン王子。
公務だから嫌々参列するが、本当は参加したくないので不機嫌だった。

戻ってリーリウム長官と会うジーン。
モーヴ本部長は食パンの店で待ちぼうけ。
もらいタバコの数は13、全ての区で受け取った。
ドーワーは区長独自の判断で枢機院は無関係でしょう。
シュヴァーン王子でなければ誰でも良いのでしょう？
レイルにロッタの護衛を依頼したのはジーンだった。

ACCA100周年記念式典に参列するシュヴァーン王子が到着。
マギーが親衛隊だと知って驚くレイルとロッタ。
ACCA支部の監察課リーダーが集まっていた。
エイダーはジーンが好きなのと質問責め。
しかし相談に乗ってもらったクルスと交際していた。
次期副課長候補のウォーブラーはクーデターを知らない。
オウル課長が彼に説明する、クーデターは、5長官も本部長も承認している。

モーヴ本部長に報告するジーン。
私より先にリーリウム長官と会ったそうだな。
もう私への報告は必要ない。
ウォーブラーはジーンに真偽を確認する。
馬鹿らしくはないのですか？
あの王子は困った人なんだ。

リーリウム長官の狙いは、この国の実権をフラワウが握ること。
皆が分かっていても誰も止められない。
グロッシュラーも同じだった。
ことの重大さに気づいたら手遅れだった、茫然自失のグロッシュラーに
　モーヴが大丈夫ですかと声をかける。

---最終回　「鳥の行方」---

フラワウ区は石油が算出したのでした。
プラネッタ区に隣接していて砂漠だったのが伏線でした。
9割の石油を算出しているなら、実権を握ることも可能。
奪われている感があって、現体制を納得していないのでした。
それを教えてくれたのがプラネッタ支部長。
もし、価値のある者が産出したら争いになる。
支局員が前回、支部長に告げた言葉ですね。

石油が産出するなら経済の実権は握っているようなものだと思うけれど。
それでは満足出来ないのでしょうね。
ジーンが王位に就かせるためには、ACCA主導でどうするのだろう。
シュヴァーン王子を暗殺することは無さそうな気がする。
暗殺者を王子の配下の者として罪をなすりつけるのだろうか？

ジーンも決意しましたが、本気でも無さそうに思える。
ACCA解体を取り下げさせて終わりそう。
リーリウムの兄と弟に名前がないのも凄い。
マギーがレイルにロッタの護衛を任せたように見せたのはミスリード。
彼が連絡した食パン仲間とは誰だろうか？
オウル課長？