小林さんちのメイドラゴン TokyoMX(3/01)#08

第8話　新たなるドラゴン、エルマ！(やっと出てきましたか)

カンナが遠足に行くのでお弁当を小林に頼む。
了承するがトールが作ると言い始める。
私のほうが上手だからと言ってしまってカチンとなる小林。
2人の料理対決が始まる。

審査員にファフニール、実況にルコアを招いて審査委員長はカンナ。
ルールはサラダ、肉、デザートを調理して勝負する。
先ずは食材の買い出しから始まる。
小林はスーパーへ、トールは商店街へ行く。
1品目はサラダ対決、プチトマトとシーザーサラダ。
明らかに小林の勝ち、テーマはお弁当なのでプチトマトが適している。
次は肉料理、ベーコンエッグとハンバーグ。
トールのハンバーグがカンナの好みだった。

最後はなんでも良いので1品のデザート。
トールが小林と喧嘩するなんて珍しい。
喧嘩するほど仲が良い、プロレスみたいなもの。
ルコアさん的には好ましいトールの変化だった。
小林は主従関係ではなく、友達関係でも良いと思っていた。
ファフニールはドラゴンと人間が対等だとでも思っているのかと
　凄むが、怯むこと無くそうだと答える小林。
小林はゼリー、トールは向こうの世界の食材で反則負け。

夕食を食べ終えた3人、調理はトールが上手。
トールを連れ帰るとエルマがやって来た。
実力は伯仲している2人、犬猿の仲らしく、前回は島を3つ破壊したらしい。
エルマは調和派、トールは混沌派、群れない傍観派が存在する。
調和派だけにエルマは小林の言葉にも丁寧に対応する。
ここで戦われると迷惑するので、トールが異世界の門を開く。
そこにエルマを置き去りにして門を閉じて終了。
知能犯のトールだった。

翌日、戻って玄関から入ってくるエルマ。
昨夜から何も食べていないので空腹。
カンナがクリームパンを与えると美味しくて感動する。
何もせずに帰ってくれたらパンを全てあげますよ。
パンを持って喜んで帰るエルマ。

エルマが新入社員として小林の会社に入社する。
何も知らないが、人間が出来ることならドラゴンには簡単だと自信たっぷり。
パソコンの起動から操作を教えてあげる小林。
給料は月末にならないと貰えないと知ってショック。
家賃や食費はどうしましょう？
向こうの世界と行き来すれば良いのでは？
実は異世界の門を明けられないエルマだった。

帰ると小林に異なるドラゴンの匂いを感じ取るトール。
浮気ですか？オフィスラブですか？
PC操作をかなり覚えたエルマ。
一緒に帰る2人を見つけるトール、そういうことですか。

日曜日に部屋の掃除として全てを一掃する。
カンナが起きて空腹、朝ごはんにしよう。
サンドイッチだが、トールの尻尾肉だった。
トールの無理な頑張りにどうしたの？と尋ねる。
エルマが自作のお守りを届けに来る。
消し去れと炎をエルマに直撃。
私は我儘なのを我慢して抑えている。
頑張っているので撫でて欲しい。
ようやくトールの異変が嫉妬だと気づく。
私は求められるのに慣れていない。
友達は居ても、親友は居ない。
他人とのコミュニケーションを避けてきた。
これが小林の出来る精一杯だとトールを撫でてあげる。

翔太の悪夢は続いていた。
ルコアの胸が圧迫するのが原因だった。
ようやく張り手で追い払うことを覚えた。
案外と積極的なんだねと目覚めて言われると恥ずかしくて叫ぶ。

---次回　「運動会！(ひねりも何もないですね)」---

今回はトールの感情が豊富でしたね。
見栄を張るトールに嫉妬するトールでした。
基本は小林さん大好きと感情がストレート。
そんなストレートさが少し羨ましい小林さんでした。
実は他人との距離感が上手く掴めず親友も作らなかった。
そんな小林さんにとってトールの存在は上手くフィットしてます。
感情表現が苦手なコミュニケーション下手な人間と
　感情豊かなドラゴン、上手く補完している感じですね。
カンナがお弁当や朝食に小林を頼るのは、トールは崇拝しているので
　おこがましいとの配慮からだろうか。

新たなドラゴンのエルマ、調和派らしく人間にも丁寧です。
内心はドラゴンのほうが高等だとは思ってますね。
でも親切に面倒を見てくれる小林には頼り始めてますね。
それが面白くないと嫉妬するトールです。
元々が犬猿の仲だったようですから。
でも照れたり恥ずかしがるエルマも可愛い。
これ以上誰かの家に厄介になるドラゴンは面白くないからか、
　自立したドラゴンの設定のようです。

犬猿の仲を褒められたカンナも嬉しそうでした。
やはりドラゴンは、チョロゴンなのかもしれない。
人間ほどに悪意を持った奸計は巡らさないのでしょうね。
ある意味では力の頂点にいるので実力行使でケリが着くからでしょうね。
だからシンプルなのでしょう。