幼女戦記 TokyoMX(3/03)#08
第8話 火の試練
協商連合との戦闘が一段落尽いて再び激戦地の
ライン戦線に投入された第203航空魔導大隊。
晴れ時々砲弾日和、あはようからおそようまで砲弾と一緒。
朝に目覚めると隣の友人が遺体になっていることも珍しくない。
そんな帝国開戦地で最激戦地区への転属だった。
アレーヌ市でパルチザンが蜂起して帝国軍が捕虜となった。
そこは後方支援部隊の経路にあり、補給が届かなくなる恐れがある。
急遽、ターニャに奪還命令が下る。
アレーヌでは民兵が決起して立て籠もっている。
国際法上、非戦闘員への攻撃は禁止されている。
しかも捕虜も奪還しなければならない。
唯一、建物への砲撃だけは許されている。
非戦闘員と戦闘員を識別して攻撃しないといけない市街戦、
かなりの無理な作戦。
既に避難勧告は送信済み、残存するのは共和国民だけ。
共和国軍の航空魔導師を排除するために市内を飛行する。
しかし民兵がターニャたちを攻撃する。
それでも魔導師を建物に押し込んで、降伏勧告を行う。
逃亡した捕虜を殺害する民兵の映像を記録する。
後方からの砲撃が開始される、目標はあくまで兵士の
立て篭っているであろう屋敷。
容赦ない攻撃に魔導師部隊は市民の避難誘導を最優先に行う。
魔導師部隊が帝国軍の観測係を倒すので性格な砲撃が不可能となる。
ターニャに5分以内の速やかな排除を求める。
逃亡する市民を攻撃することが出来ない兵士がターニャに直訴する。
撃ち漏らした者が帝国民を殺すかもしれない。
新たな憎しみが芽生えて敵を増やすことにもなる。
上からの命令には背けない。
非情なまでに兵士に銃を取れと告げるターニャ。
レルゲンはゼートゥーア専務参謀次長に今回の作戦の
参考となった論文を利用したか確認する。
その論文は国際法上の盲点を突く作戦で大学時代に
ターニャが提出したものだった。
デグレチャフ少佐は優秀だ、共和国との戦争終結の大役を任せようと思う。
アンソンは生きていた、神の光を見た。
神は、あの悪魔を討ち滅ぼせと言った。
彼の右目が金色に光るのだった。
---次回 「前進準備」---
ノルデン上陸作戦が成功して協商連合との戦闘は
勝利する目処が付いた。
それで終わるわけもなく、最激戦地のライン戦線に投入されたターニャ。
この状況は、将にどうしてこうなった?ですね。
安全な後方で待機など有り得ない状態。
なにせエース・オブ・エースのような遊撃部隊ですからね。
弱い戦線を立て直すべく、激戦地巡りの日々が始まりました。
均衡した戦場では夜も昼もなく、休む間もなく、戦闘し続けている。
そこに不幸が重なって補給路が絶たれる可能性が出てきた。
急遽、民間兵との市街地戦。
非戦闘員は攻撃してはいけない。
そんな無理な命令にも対処しなければならない。
逃走する女、子供まで巻き込むことは人情的にはしたくない。
でも誰が恨みを持って立ち上がるかは分からない。
また民間兵が武器を捨てて一般市民に紛れて逃走するかもしれない。
彼らは職業軍人でないだけに質が悪い。
命令もなく、敵を一人でも多く倒したいだけ。
人道的な国際法も知らない。
そう考えると民間人だからと安易に助けるのも考えものです。
甘ちゃんは戦場では長生きできないという教訓でした。
普段は糸目のゼートゥーア参謀次長が目を開きました。
悪い顔でしたね。
そして生き延びたアンソン、神の力を手に入れたようですね。
ヴァイス中尉がヴィーシャを褒めるのは意外でした。
ターニャの隣は並大抵のものでは務まらないと理解していました。
まあ彼はマニュアル的過ぎると叱責されてましたからね。
ヴィーシャも隣が嫌なのも笑える。
結構面倒見てもらっているのにね。
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冒頭じゃ手柄欲しさに鼻息荒くしていたグランツ少尉が違う意味で息を荒くしているのが対称的。 ライン戦線に戻ってきた!相変わらずの地獄みたいですね。まあ鍛えぬかれたターニャ大隊にとっては余裕。と思ったら調子に乗ってグランツが怪我。ヴィーシャを見習え。過酷な戦場でマイペースを貫くって相当難しいと思う。 後方が遮断された?アレーヌってアルザス・ロレーヌ地方のことか、フランスの。元々共和国領だったけど今は帝国領。つまりそこの住民は嫌々帝国に従っているだけ、当然不満だらけ。パルチザンが蜂起するのも道理、共和国... [続きを読む]
» 幼女戦記 第8話 「火の試練」 感想 [ひえんきゃく]
戦争とはいえ何ともキツい戦い。
ターニャも自分が書いた論文を自分が実行することに
なるとは思わなかったでしょうね。
そして神の使徒の覚醒。
ますますキツい戦いになりそう。
統一暦1925年。
帝国軍は協商連合全域を事実上の占領下においた。
ターニャと第二〇三航空魔導大隊はライン戦線へ転属。
共和国軍との血で血を洗う激戦が続くなか、元共和国領の
アレーヌ市でパルチザンが蜂...... [続きを読む]
» 幼女戦記 第8話「火の試練」 [いま、お茶いれますね]
第8話「火の試練」
おはようからおそようまでライン戦線は今日も地獄。
気を抜くなと釘を刺されたのに怪我をしたグランツ少尉。ピックアップされるという事は何かあるな。
[続きを読む]
» 幼女戦記 第8話「火の試練」 [悠遊自適]
ヴィーシャって周りからちゃんと認められて慕われてるんだな。
あんな可哀想なキャラデザだし、あまりよく思われてない扱いかと心配だったが良かったw
[続きを読む]
» 【幼女戦記】 第8話『火の試練』 キャプ感想 [空 と 夏 の 間 ...]
幼女戦記 第8話『火の試練』 感想(画像付)
人間の楯まで使って来る共和国軍。
民兵と非戦闘員の区別が出来ない厄介な市街戦。
非情な任務に疑問を持つ部下に、責任は命令を出した者にあると諭すターニャちゃん。
部下に対しては責任ある上官だね。
アンソン大佐生きていた!?
存在Xの介入で厄介な敵としてターニャちゃんと再び対決となりそう。
神のくせにどこまで介入してくるんだ...... [続きを読む]
» 幼女戦記第8話「火の試練」あらすじと感想 [アニメとマンガの感想と考察]
幼女戦記第8話「火の試練」は共和国の市街戦のエピソード。 第7話のコメントであったように、第8話は終始シリアスだった。 冒頭はライン戦線のシーンで、魔導大隊が参戦していた。 この戦闘でグランツが手を負傷。 何かの伏線かと思ったけど、少なくとも今回は何もなかった。 ヴィーシャとヴァイスが会話してたけど、 原作だともっと冗談を言い合ってるらしい。 ヴィーシャはまだ少尉でヴァイスが中尉なのは意外……。 帝国が占領した地域「アレーヌ」でパルチザンの蜂起があった。 このパルチザンを掃討するのがターニャ達の任務... [続きを読む]
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大門ダヨ
相変わらず前線にて
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