夏目友人帳 陸 テレ東(4/11)#01新

第一話　つきひぐい

ニャンコ先生がお客さん用のお菓子を食べてしまったので
　急いで買いに走る夏目とニャンコ先生。
橋の近くで金属音を聞きつける。
橋の下を覗くと妖怪らしい物が頭にハマったツボを割ろうと
　橋桁に叩きつけていたのだった。
ツボを覗いたら抜けなくなったので、抜いて欲しい。
ニャンコ先生に確認して害は無さそうなので手伝う夏目。
無事にツボが抜けると、つきひぐいと名乗る妖怪。
旅の途中でお礼に夏目を若返らせてくれる。
夏目は記憶も若返ってしまってニャンコ先生が分からない。
しかし気付くと妖怪は既に居ない。

今戻ると塔子さんが心配してしまうので帰れない。
名取を尋ねても解決し無さそう。
犬の会も役には立ちそうにない。
田沼と多軌が夏目の家を訪れる予定だったので通りかかる。
ニャンコ先生が状況を説明する。
とりあえず田沼の家に行くことになる。

状況を整理して、つきひぐいを見つけて下に戻してもらうしかない。
見つけられるのはニャンコ先生だけ。
田沼と多軌は出来ることがなくて悔しい。
じゃあ3人でカレーを作ろう。

夏目は田沼や多軌が友人の記憶もない。
聞いた話は友だちも出来て楽しそうに思えた。
藤原家の人についても知りたい。
優しくて夏目を大切に思ってくれる良い人。
それを聞くと思い出すのも怖くないかも。
思い出すと辛い、痛いことも思い出しそうで怖い。
窓の外で夏目を惑わす妖怪が囁く。
ニャンコ先生も田沼も多軌も悪い妖怪で惑わそうとしている。
そんな囁きに田沼も信じられなくなって逃げ去る。
多岐と2人で追いかけて捕まえる。
広いお寺で鬼ごっこが出来て楽しかったと笑う多軌。
お腹の空いた夏目にカップケーキを持参してきたのでと
　差し出す多軌。
ようやく落ち着いて2人を信じられる夏目。

ツボを見つけて、つきひぐいを見つけられそうだが
　残念そうなふりを装うニャンコ先生。
若返りたいか、歳を重ねたいかは個人に依る。
戻ると夏目は眠っていた、術の影響かもしれない。
ニャンコ先生は友達なの？
違う、腐れ縁だ。

カレーが出来て呼びに来る2人、眠る夏目は戻っていた。

---次回　「明日咲く」---

分割2クールの後半スタートです。
OPでレイコの描写が多く感じる。
今季はレイコ関係のエピソードがあるのか、ないのか。

それにしても妖怪に出くわす率の高い夏目。
今回はニャンコ先生に確認して関わりあいました。
でもお礼で若返った。
これは不意打ちで防ぎようもなかった。

記憶も当時のもので、現在の人間関係を知らない。
友人の存在や一緒に遊んだことを教えられても戸惑うばかり。
この頃の夏目は気味悪がられて、親戚中をたらい回し状態でした。
養父の家族が良い人なんて信じられない。
そんな不幸が垣間見えるエピソード。
多軌にモフモフされるニャンコ先生、どうして嫌いなのだろう。
放って置かれて静かにしていたいのかな。

若返って靴が脱げてましたが、上着の袖も余らせておいて欲しかった。