夏目友人帳 陸 テレ東(4/18)#02

第二話　明日咲く

塔子と買い物帰りの夏目。
岩に花の模様が描かれていて綺麗だが塔子には見えない。
西村、北本と渓流釣り、そこでも花模様を見てしまう。
妖には関わらないほうが良い。
帰ると犬の会と飲んでいるニャンコ先生。
この地に石洗いが訪れているのでめでたいらしい。
なんでも修行しないと石洗には成れない。
不浄を払う石があるらしく、そのせいで不浄が溜まってしまう。
それを浄化するために不浄の溜まった石を洗う。
学校でも見つけるが田沼や多軌には見えないので見せてあげたい。

山で妖と会話する不思議な人の子よと声を掛けられる。
驚いて夏目パンチを放つが彼こそ石洗だった。
ナナマキと名乗る石洗は弟子を探しているらしい。
石洗は8万の石を洗わないと故郷の藤間には帰れない。
帰ったナナマキは痩せ細った子供を見つけた。
彼に石洗を教えるとメキメキ上達した。
独り立ちして世情の石を洗い始めた。
メジロが文を届けていたが半年前から届かなくなった。
それで最後の文の送り場所であるこの地を訪れた。
夏目組犬の会に捜索を依頼する。

何時になく乗り機の夏目、弟子のアズマの境遇が自分と重なったのだった。
深夜に見つかったかもしれないと中級が部屋を訪れた。
飲み会だと聞いてチョビと三篠も集まっていた。
半年前に石を洗う妖に遭遇したが祓い人が封印してしまったらしい。

その裏谷に向かう夏目、ニャンコ先生は残念だが
　石洗には戻れないかもしれないと言う。
石洗は一度穢れると戻れないらしい。
ヒノエが魔術を微かに感じる岩を発見するが動かせない。
ナナマキが石を洗って封印が弱まったら、ニャンコ先生の光で
　封印を解除できるかもしれない。
何とか封印が解けて岩を動かすがアズマは居ない。
気配は感じるので、石洗に戻れず隠れたのだと考える。
もう石も洗えず故郷にも帰れない。
アズマを探して度に出ると告げるナナマキ。
彼は川原の石は洗っていない。

それならアズマが洗ったのだと川原を探す。
石洗の能力を失ったが一緒に暮らそうと抱きしめるナナマキ。
共に帰れる場所を探そう。
穢れを祓える場所があるかもしれないと一緒に旅をする。

---次回　「二体さま」---

なんとも切ないけれど少し希望のあるエピソードでした。
今回は犬の会が総出演。
ノリノリのヒノエに三篠まで登場なのは珍しい。
タダ酒に釣られただけかもしれませんが。
ヒノエが中級並みに俗っぽくなっている。
そして気になるニャンコ先生のやる気の無さ。
石洗に戻れない悲劇を感じていたからでした。
西村、北本との渓流釣りが唐突に描かれたと思ったら、
　最後への重要な伏線でした。

それでも共に暮らしたい石洗の2人。
お互いに一人は寂しいのでした。
アズマも穢れを祓えて再び石洗に成れると信じたくなるエピソードでしたね。