リトルウィッチアカデミア BS11(4/23)#16

第16話　ポホヨラの試練

グランドリスケルの復活と言の葉の関係を同室の
　ロッテとスーシィに話したアッコ。
ネットで言の葉を検索するが遅いと苛立ってしまう。
シャイニーロッドが輝き始めるのでアーシュラ先生に相談する。
これは4つ目の言の葉の開放が近いらしい。
4つ目の言葉の意味は、アッコには足りないもの。

かつてウッドワード先生に言の葉を尋ねたシャリオとクロワ。
言の葉は教えるものではなく、自分で見つけ学ぶもの。
アーシュラ先生もアッコに自分で見つけて成長することと教える。
明日はロッテの家にハパンシラッカのパイを食べに行く。
行かない方が良いのかな？
距離は関係ないので行ってらっしゃい。

ロッテの自宅はレイライン停留所から電車とバスを乗り継いで帰る。
実家は魔法道具やだったが売れないので、KIOSKになっていた。
町で魔女は母ただ一人になってしまった。
ハパンシラッカのパイはアッコには不味い。
スーシィには大好評。
お風呂はサウナだがアッコには長時間耐えられない。

翌朝、母が緑人間になっていた。
父も隣の住人も緑人間になっていた。
緑人間病で千年に一度の奇跡のような確率で発生する病。
原因はハパンシラッカのパイだった。
魔女が感染を阻止しないといずれは枯れてしまう。
母は病の解毒剤を作ろうとしていたのだった。
材料も記載されているので二組に分かれて調達に向かう。

待つのが苦手なアッコ、大丈夫と力技で集める。
それでも遊牧民のニコラスさんが見つからない。
取り敢えず自宅に戻るとスーシィも緑人間病に
　発症して動かなくなっていた。
ロッテも発症して解毒剤を託される。
ニコラスさんを探すのは小鳥に任せる。
無事にトナカイを発見して糞をゲット。
最後はイエティの作る薬。

山の麓に住んでいるらしく遠いがトナカイのソリを貸してくれる。
なんとか作ってもらえるが、少し異なっている。
何度もリテイクすると自身を喪失する。
実はネットで自分が批判されていることを知って落ち込んでいた。
だから作っても微妙に異なっていた。
アッコが褒めた讃えて自身を復活させてやる気にさせる。
ようやく完成、帰って解毒剤を作ろう。
でもトナカイのソリがない。
歩いて帰るアッコに悪魔の囁きが聞こえる。
アッコも緑人間病が少し発症していた。
ロッテの家族やスーシィを思い出して頑張ると
　ニコラスさんが迎えに来てくれた。
成し遂げるには忍耐が大事、アーシュラ先生の言葉の意味が理解できた。

解毒剤を作り始めるアッコ、ロッドでかき混ぜる。
そこで4つ目の言の葉を唱えると解毒剤が完成。
4人を治療できて元に戻る。

4つ目も見つかって調子に乗るアッコだったが窘められる。

---次回　「」---

今回のロッテの実家はフィンランドのようでした。
ポホヨラもフィンランドの伝説の地名。
ハパンシラッカはフィンランド語で、スゥエーデン語では
　シュールストレミング、ニシンの塩漬けのことでした。
あの世界一臭い缶詰のことですね。
アッコが吐き出したのも頷ける？
発酵食品は独特の匂いがきついですからね。
実家のお店にはサルミアッキも並んでおり、舞台は
　フィンランドでお風呂もサウナなのでした。
隣の人もフィンランドを意識したのかムーミンキャラのようでした。

今回はアッコが忍耐を学ぶエピソード。
クロワ先生もシャリオと一緒に言の葉を探していた。
そして2人は力尽きて、別の方法を探していたのでした。
クロワ先生が研究室の片隅でカップ麺を食べるシーンは
　寂しかった。
それだけに前向きに魔女の復活を考えているように思えます。
ただ、その後に奢ってしまう可能性はあるでしょう。

OP,EDも手描きで良く動く映像、トムとジェリーのような
　ハンナ・バーバラ作品を思わせる。
あの作品を知る世代には好評な本作品なのかもしれない。