ID-0 BS11(4/09)#01新

DIG 01　魂魄遷移　Mind Trans

アカデミーの宇宙地質学教授と生徒がオメガ3を試掘調査中。
時空転移可能な鉱石、オリハルトを探している。
マヤの候補地の第1位はデルタ9だった。
試掘中のドリルが岩盤に当たったのか掘削が止まる。
Iマシンに情報を写して船外活動を行う。
金属層に到達したようなので破壊する。
突然ミゲルストームが発生する、どうやら金属層が
　オリハルト鉱石だったらしい。
爆風で飛ばされる3人、マヤだけが取り残されて戻れない。
教授と助手はIマシンが壊れて人格が肉体に戻っていた。
ミゲルストームで母船が危険マヤを見捨てて安全を確保する。

1人、宇宙空間に取り残されたマヤを助けたのはエスカベイター。
エスカベイト社の社員の4人は現場を離れたアカデミーは
　掘削権を放棄したとみなしてオリハルトを掘削する。
そのまま彼らの掘削調査船に連れ帰られる。

マヤはアカデミーでは宇宙地質学を専攻して奨学金の
　援助を受けていた。
実績をあげないと奨学金がストップされてしまう。
アカデミーの調査母船は中継ステーションに避難したので肉体には戻れないマヤ。
そこまで送り届ける義務のないエスカベイト社。
高額になると言われてエスカベイトで資金稼ぎに切り替える。
エスカベイト社はオリハルト専門の掘削業者。

彼らの次のターゲットはデルタ9、同業他社も狙っているが
ミゲルストームが頻繁に起こるので採掘が難しい惑星だった。
マヤはこの惑星を第1候補で調べていたので、採掘方法も
　見つけていた。
その情報を売れば高額になったのに馬鹿だと言われてしまう。
デルタ9に向かうが先客のフジマ組が居た。
どうやら教授が彼らにマヤの情報を売ったようだった。
無人の警備ロボに攻撃されるが、強行突破を狙うが
　数が多すぎる。
相手の採掘が終わりそうなので、無理やり横取りする為に
　掘削機を投げつける。
イドが無茶苦茶なやり方でオリハルトを奪ってくるが
　自身のIマシンも大破した。

惑星連盟第7攻宙隊が出動してきた。
彼らの狙いは不法採掘を行ったフジマ組だった。
何とか無事に逃れるエスカベイト社。
マヤが自分の肉体に戻れた。
どうして、この船に？

---次回　「」---

サンジゲンのフル3DCGアニメ。
宇宙ならば人間を動かす手間も減って違和感も少ない。
この舞台設定は3DCGには向いてます。
世界観はIマシンと呼ばれるロボットに精神？人格？を
　写して行動できるようですね。
ある種、攻殻機動隊のゴーストのような設定です。

お金のために宇宙地質学を専攻したマヤ。
興味はなかったがデータ分析では優秀なようですね。
そんな彼女を上手く利用するエスカベイト社、宇宙海賊でも
　ある感じですね。

IマシンはIロボットを想像させる。
とにかく宇宙が舞台なので、色んな作品のエッセンスを
　詰め込んだ感じの作品です。
警備ロボとの戦闘で、掘削調査船が体当りして相手を
　破壊して事細かな戦闘を行わなかったのは正しい。
巨大な船なら装甲も厚くちょっとやそっとでは壊れない。
そんな設定は良い感じですね。
まあ戦闘を細かく描くのが手間ということも関係あるでしょうが
　珍しく現実感を感じた。