ID-0 BS11(4/23)#03

DIG 03  空漢回廊　(MIGUEL　LINE)

オリハルト鉱石の中から少女が誕生した。
感情を表に出さないイドが珍しく驚いた。
宇宙服なしでも空間を動けるのだった。

惑星連合の航宙艦が出現する、拿捕される前に脱出したい。
しかしオリハルト鉱石の安定化作業が終わらない。
それまで時間を稼ぐつもりで抵抗するが大挙して押し寄せる
　兵士にお手上げとなる。
狙いは、オリハルト鉱石だった。
全員を船外に退去させる。

プラネットワークス社など存在しない。
イドはエヴァートランサーなので重犯罪者。
しかしマヤとクレア以外は全員が同じだった。
クレアの父、グレイマンは元大佐で最新鋭機と740名の部下の
　命を失った過去を持つ。
リックは元トップレーサー、カーラは元ファンドマネージャー、
ファルザは絶滅危惧種の野生動物。
しかしイドだけは固有IDを持たないアンノウンだった。
言い訳するマヤは指名手配犯。
鉱石から誕生した少女も捕獲された。

ストゥルティー号は無力化されて完全に制圧される。
オリハルト鉱石の量が少ない、どこかに隠したと疑われる。
月の質量の半分の隕石群がミゲル・ジャンプしてくる。
対応に追われる連合軍。
その隙に係留を解いてジャンプして脱出する作戦を遂行。
さっきの倍以上の隕石群がジャンプアウトすると予測される。
イドたちは係留を爆破するために準備していた。
アマンザ中尉が意図を見抜き、イドに銃を突きつける。
マヤが攻撃して隙きを作って助ける。
即座に爆破して自由になったストゥルティー号が制御を取り戻して
　ジャンプする。
アマンザ中尉だけが一緒にジャンプしてしまった。
緊急救助信号を聞きつけて助けるマヤ。
これで立派な犯罪者確定だった。

アマンザの肉体が確保されてマインドアウトする。
これは屈辱だ。

---次回　「転移奇襲」---

今回のサブタイはミゲル・ジャンプ空間のことでしょうね。
最後の大量の隕石がミゲル・ジャンプしたのは、その空間に
　到達したからでしょう。
惑星連合軍って事前に罪状を通達しないので
　警察的な任務は負っていないのだろうか。
でもフジマ組を違法掘削で捕まえていた気がするが・・・。
今回は仮面の男の私的な用事を代行したのだろうか。

なんだか描かれ方が良く分からない。
イドはアルフェベットで表記するとIDO、タイトルのID-0の
ゼロをくっつけて誰かが誤読したのだろうか。
マヤが最後に見つけたのがアマンザの肉体？
掘削されたオリハルト鉱石が少ないと言えるのは
　当事者でもないのに何故？
事前にある程度は予測されるようだが、そこまでハッキリ言えるのだろうか。
そして宇宙服を来なくても存在できる少女を不思議に思っていたマヤたち。
軍人は、そのことを不思議に思わないのは何故？
これらから少女の誕生に鉱石が利用されたということのようですね。

順調に登場人物が増えてますが、何を描きたいのだろうか。
メインテーマが未だに見えないのだが・・・。
これも、アリスと蔵六と同じく人間とは？的なストーリーに
　なるのだろうか。