探偵ナイトスクープ TokyoMX(3/26）

顧問　桂ざこば

　・愛車「ヴィヴィオくん」との別れ　　探偵　澤部佑
　　20才の時から16年間乗り続けてきた軽自動車。
　　新車も購入したが手放せられない。
　　自分の娘よりも長い付き合いで車検も近い。
　　廃車するしかないのは分かっているが決断できない。
　　かと言って、朽ち果てる姿を見るのも辛い。
　　何度も修理に出したが、かなりガタがきている。
　　外装は4度も自分で塗り替えた。
　　内装も綺麗に張り替えたが今ではボロボロ。
　　3つの選択子しか残されていない。
　　売る、持ち続ける、廃車。
　　査定をしてもらうが、中古車としての価値はない。
　　エンジンやギアがかなり傷んでいる。
　　16万Kmも走破している。
　　最後に母親としてヴィヴィオくんと語って決断する。
　　解体業者に向かう、先ずはパーツを外す。
　　記念にパーツを貰う。
　　最後に鉄の固まりになるまで見届ける。
　　泣きながらも見届けて、依頼して良かったと思ってくれた。

　・臭すぎる！ダチョウの卵　　探偵　石田靖
　　18才の姉が東京に行くので沖縄に家族旅行で出かけた。
　　ダチョウらんどで卵を貰ったがとても臭い。
　　実は姉がフェンシングを始めて9才の依頼者も5才から始めた。
　　夏休みは大会があるので家族が揃って旅行に行くことはなかった。
　　初めての家族旅行の思い出なので捨てられない。
　　天王寺動物園に相談する。
　　レントゲンで撮影すると中身は3つに分離している。
　　通常は中身を捨てて殻だけで保管する。
　　ドリルで穴を開けて中身を捨てよう。
　　お湯を入れて溶かして取り出そう。
　　3時間の作業で殆ど、中身は抽出できた。
　　しかし匂いは多少残っている。
　　匂いといえば山本香料。
　　そこで甘い匂いを足して良い匂いに変えてもらえた。
　　さとうきび畑のイメージで香料を加えてもらった。

　・鳥取県人が知りたい、鳥取砂丘の魅力とは？　　探偵　田村裕
　　21才の依頼者は鳥取生まれで京都の大学に通っている。
　　食べ物が美味しいと言える鳥取だが砂丘の良さは分からない。
　　観光客に尋ねてみる。
　　雄大な景色に感動した人も多い。
　　それでも砂だけと依頼者と同じ感想の人もいる。
　　砂漠の研究をしたいので鳥取大学を受験する少女と出会う。
　　2月8日に農学部に合格した。
　　依頼者は鳥取大学の文系は地域学部しか存在しないので
　　　京都の大学に入学したらしい。
　　何もない、無だと魅力を語る人も居た。
　　依頼者が納得できる魅力はなかった。

軽自動車は、今まで何度も手を加えてカスタマイズして自分の
　一部にもなっている状況。
16年間の愛着は流石に直ぐには捨てられないのも理解は出来る。
　ただ現実的に車検代金や保険など維持費は高い。
決断するしかないので、良い踏ん切りになったようだった。

ダチョウの卵は、依頼者の家族がメインで作業すべきで
　頼りすぎている。
特に中身を取り出す作業は自分たちで行うべきで少々、不愉快だった。
砂丘は依頼者と同じで砂だけに魅力を感じるのは難しいと思う。