ゼロから始める魔法の書 TokyoMX(4/17)#02

第2話　魔女狩り

獣落ちの首を狙っていた魔法使いの少年はアルバスと名乗る。
ゼロの魔術師団で魔法を習った少年に魔導書を書いたのは
　自分だと告げて笑う。
それでゼロを信用する少年。
13番に盗まれた魔導書を取り返すので味方とは言い難いが
　嘘は言っていない。
少年が勝手に勘違いしただけだと傭兵に告げると魔女って奴はと
　嘘吐きだと言わんばかりの対応。
アルバスにゼロの魔術師団の隠れ家に案内させる。

途中の村は魔女狩りに熱心で獣落ちの傭兵には親切。
かなりの数の村人が襲われて命を落としていた。
老女が指輪を失くしたと騒ぎだす。
アルバスが泉で拾った指輪だった。
泥棒と言われるアルバス。
偉大なる魔女ソーレナの悪口に我慢が出来なくなるアルバス。
魔女だと知られて襲われるので、逃走する。

ゼロが眠る魔術を使うと教会騎士団に知られる可能性が
　あるので魔術は禁止。
戦うと余計な憎しみを増やすだけだと逃走しか手段がない。
村人は火を放つ覚悟で捜索し始めた。
ソーレナを火刑に処した恨みで近隣諸国を襲った魔術師団。
それ故に憎しみの連鎖を産んだ。

老女が抜け道に案内してくれた。
彼女はソーレナを知る魔女だった。
傭兵の毛を燃やして人探しの術を使ったのだった。
ソーレナからもらった指輪は、彼女の夫への魔術を込めたプレゼントだった。

魔女は近隣の村から食料を貰ったり協調して生きる。
疫病を流行らせるメリットがないので、教会の言葉は嘘の
　可能性が高い。
それでも火刑を甘んじて受け入れた高潔な魔女だった。
生前に会いたかったなとゼロ。

---次回　「決闘」---

魔女狩りは悲しい歴史です。
無知でも声がでかい者が先導すれば民は信じてしまう。
正しい判断を出来ない無知こそが悲劇を生む、ですね。
それとは別に簡単に魔法を使えるゼロの書。
5年程度の修行で子供でも使えるようになる。
魔方使いを増やして教会に反乱を起こす。
今では、魔術師団が優勢かもしれない。
そんな状況の世界設定。

魔術師と人民が協調して暮らせる日々は来るのだろうか。
ロクでなし魔術講師の言う、魔術は人殺しに有効と
　なるのは悲しいですね。
傭兵とゼロの関係性やキャラは良いけれど魔女狩りが
　行われている世界観が悲壮感を漂わせて悲しいかも。