夏目友人帳 陸 テレ東(5/02)#04

第四話　違える瞳

名取の映画を鑑賞した夏目。
誰か知っている人が居るような・・・。
足元に名取の式が落ちていた。
雨で詳細は不明だが、書かれている住所に向かう。

雨の中でウロウロしていると女性、月子に見つけられる。
スコティッシュちゃんが濡れて可哀想と自宅に招いて
　傘を持っていってと親切にされる。
この家は気持ちが悪いとニャンコ先生。

タオルを借りて体を拭くと屋根に何かが落ちる音が聞こえる。
最近、良く音がするらしい。
そこで屋根を見ようとするが高所恐怖症。
代わりに夏目が登ると顔の刻まれた石が多数、置かれていた。
その石を取ると突風が吹いて飛ばされる夏目。
名取が助けてくれた。
父親の琢磨洋介は元祓い屋で今は見えなくなった。
それで妖怪が仕返しに来たのかもと思っていた。

月子がお茶の準備をして急須を落としてしまう。
誰かに見られていた気がした。
夏目はお手伝いさんと雑巾を借りに行く。
しかし、この家には父親と2人だけ。
夏目は納屋で組み敷かれていた。
お前は友人帳の夏目だねと知っている様子。
名取が駆けつけて逃げる妖かし。

友人帳のことを聞かれてしまった。
名取の本質は妖怪を憎んでいる。
それだけに友人帳を話したいが話せない。
名取も話す気になった時に話せばいいと優しく言ってくれる。
夏目には他人に友人帳を説明するのは妖かしに対する裏切りにも思えた。

名取も見覚えのある妖かし。
琢磨が契約した式が3匹いたので、その一人と考える。
月子の話から式の契約を完了できないので
　妖怪を集めて契約完了を待っている。
術者が亡くなれば契約は満了するから。
その考えには異論を感じる夏目だった。
お手伝いさんの妖かしは、この家を守っているように感じた。
家には強力な護符が施されている場所があった。
ニャンコ先生には不思議な護符の貼り方だった。

夏目が妖かしに捕まってしまう。

---次回　「縛られしもの」---

今回は名取と一緒に妖かしの謎を解くエピソード。
月子の家には人に害をなす妖かしが居るようだった。
名取は人間のために妖かしを祓う。
夏目は妖かしの望みを叶える。
結果が同じであっても視点が異なる2人。
人間サイドに立って考える名取と妖かしのことを考える夏目の
　違いですね。
夏目に妖かしのことを教えてくれる人は居なかったですからね。
それにレイコの友人帳に名前の記載された妖かしは基本的には
　優しいですからね。
だからレイコとも仲良くなれたのですから。
犬の会なんて仲間であり部下でもありますし。
そんな見える人間よりも妖かしが身近だった夏目の
　特殊な環境が育てた思考ですよね。
普通は怖くて近寄れないし、祓いたくなることでしょう。

さて今回の妖かしの望みとは？