つぐもも BS11(4/30)#05

五本目　特訓

桐葉は妖力を使い過ぎて小さくなった。
そして今では帯を扱うこともできなくなっていた。
かずやの特訓が急務となった。
しかし帰宅部のかずやには体力さえも満足に足りない。
帯の扱いも初歩にも満たない。
くくりとの対決の帯さばきは、何だったのか、まぐれか？

つぐももの特性を知るべきだと話す桐葉。
人の形体をとると、人と同じレベルで怪我をする。
帯の形体では桐葉は帯の特質となる。

白山神社は経営難、社の修理もままならない。
内職をするにも、くくりは不器用。
雨風が激しいと吹き込むので板を打ち付けるが
　飛来物で余計に破壊される。
帯の間合い、1尺1寸を体で感じる特訓。
くくりは社に住めず、公園の滑り台に住んでいた。

生徒会長、只田ただたかに呼び出されたかずや。
実は鬘のあまそぎに操られてかずやを襲った生徒だった。
僕は男性が好きではなく、君だけが好きなんだ。
桐葉には、あまそぎについて教わったので顔見知り。
その縁で力を借りたい。
TRPG同好会が社会科研究会の部室を乗っ取った。
生徒会が注意に向かったらお化けが出たと帰ってきた。

部室が消えている、桐葉の根付であまそぎの仕業だと判明する。
今の実力では退治できないから帰ろう。
しかし帰り道が塞がれる。
TRPG同好会の中島は部に昇格させたいと只田に迫る。
ミノタウロスを出現させる。
あまそぎの本質を考えるのじゃ。
恐らくスケッチブックがあまそぎで、描いた物が出現する。
それなら消せるはず。
水を掛けるが消えない。
消化器で試みると半分消去できた。

しかし帰り道を塞がれているので、帰れない。
廊下にも消化器があるので、間合いを測ってゲットする。
ミノタウロスを消去して、スケッチブックを所有者に破らせる。
しかしミノタウロスの絵を隠し持っていた。
おさむがスケッチブックを返す時にすり替えていた。
ミノタウロスより強いモンスター、フレイヤドラゴンを描いて勝利。
彼が書き足した腕は元通りでなかったのはトレースでなぞったから。
10年後の桐葉を描くおさむ。
グラマラスだったが性格は同じで電気あんまの威力も10倍だった。
今度こそ、本当にスケッチブックを破壊する。

---次回　「思い出と幼馴染」---

今までは桐葉が頑張って浄化してましたが、桐葉が
　実力を発揮できなくなって、かずや頼み。
しかし、かずやの実力は酷かった。
初歩中の初歩、訓練でなんとかなるのだろうかと
　思える状況。
ある意味マイナスからのスタート状態。
呪詛祓いに任命したのは失敗だったと思わせるほど。

そんな時でもあまそぎは出現する。
今回は特訓の成果と、おさむのお陰で事なきを得ました。
白山神社も修理不能で流浪の民と化したくくり。

今回はネタも多く、テンポよく描かれて面白かった。
頭を使った？バトルも良かったですね。
前回までが世界観や設定の説明で、ここから学園バトルな感じです。