進撃の巨人 Season2 BS11(5/13)#32

第32話　打・投・極

ミカサは後悔していた。
あの時に二人の首を落としていれば、こんな状況には
　ならなかったと。
恐怖に歪んだ二人の顔が手元を狂わせた。
超大型巨人を攻撃すと命令するハンジ。
背後から項を狙うが、熱波を噴出する。
立体機動も跳ね返される。
ハンジの指示は待つことだった。
巨人がこの状況をいつまでも維持できるわけがない。
力尽きたときが攻撃のチャンス。

1,3班を引き連れてライナーの攻撃に向かう。
壁から落下した2人は戦っていた。
鎧を纏ったライナーの巨人にエレンの攻撃は通じていない。
逆にライナーの拳は容赦なくエレンを殴り飛ばしていた。
圧倒的な力の差を感じていた。
ミカサも刀の歯が通じなかった。

超大型巨人はユミルともう一人を口に含む。
アニとの格闘技教練を思い出す。
彼女の技をエレンが思い出す。
首投げで倒して極める技は通じる。
三角絞めからの腕ひしぎ十字固で右腕を切断する。
アルミンが駆けつけてエレンが狙いだから壁まで撤退だと告げる。

冷静になったエレンは壁際まで移動する。
ハンジが出来ることをやれ、足を狙って動きを止めろ。
エレンと意思疎通できることに頬を染めるハンジ。
脚部の鎧を外して突進するライナーは速い。
タックルで転がされるが脱出。
再びのタックルはかわせないので、受け止めて
　フロントチョークの体制で首を絞り上げる。
ミカサも守れない膝の裏を斬りつける。
さしものライナーも苦しい、それでももがいて前進する。
そして叫んで何かを伝達する。
それに呼応する超大型巨人が上半身を倒す。
エレンとライナーに顔が接近する。

---次回　「追う者」---

巨人にも色んなタイプ、武器があるようですね。
超大型巨人は霧の中にいるシーンが多かったが、
実は熱波を放出することが出来た。
背中からスチーム、蒸気を発せられるようです。
ライナーの鎧の巨人も鎧は大きな武器で攻撃を通じさせない。
また外すことも可能なようで、外した全速力は鳥よりも速かった。

エレンのパンチ攻撃は通じないが投技、極め技は通じる。
首投げ、三角絞め、腕ひしぎ逆十字固め、フロントチョークスリーパーと
　総合格闘技を披露したエレンでした。
鎧の巨人がギブアップかと思ったら大型巨人が助けに入りましたね。
ここで次回に続く、良い引きですよね。

未だにライナーとベルトルトを心配して正体を知らないコニー。
何と言うか、おバカキャラの本領発揮ですね。
ハンジは巨人と意思疎通が出来て嬉しそう。
本当に巨人ラブなのでした。