有頂天家族2 TokyoMX(6/18)#11

第十一話　天狗の血、阿呆の血

矢四郎が母に電話する。
夷川発電所で爆発事故が発生、火元は矢四郎の
　研究所だと告げる金閣。
研究所から空気銃を発見した。
海星と話したい母だが引き篭もって出てこない。
銀閣が部屋を尋ねると駆け落ちの書き置きを見つけて大騒ぎ。

矢二郎は夷川呉一郎を乗せて京都に向かっている。
金長の娘の名は星瀾、下鴨総一郎の命名なので海星に似ている。
天満屋が矢三郎と海星を寿老人に届ける。
呉一郎の手引で捕獲した狸。
空気銃を売ったので羽振りがいいらしいが偽物で本物は手元にある。
弁天は矢三郎を食べるのが悲しいと涙を流すが止めることはない。

偽右衛門の決定は二代目の家で行う。
金閣が発電所の事故と空気銃を見つけたので矢一郎の
　就任に待ったをかける。
父、早雲の死は下鴨兄弟の陰謀だと難癖をつける。
そこ矢三郎が金曜倶楽部に捕獲されたと知らせが届く。
弁天様の怒りを買ったのだから仕方ないと諦めムード。
弟の狸鍋は放っておけないと偽右衛門就任を放って
　駆け出す矢一郎。
全ては呉一郎の仕業なのかと考えるが好きにしろと先を急ぐ。
玉瀾も矢一郎に同行する。
偽右衛門の代理として呉一郎に任せてみては？
金閣の持つ空気銃を返せと受け取る二代目。
これは偽物、弾が出ない。

夢に父親が登場するが現世に未練のある矢三郎。
阿呆の血は便利な言葉。
海星だけは助けたい。
諦めるのはまだ早いと言いたかったらしい。

淀川教授が忍び込んでポンポコ仮面として救出にやって来た。
しかしバレバレの変装、揉めていると天満屋も参加。
矢一郎と玉瀾が追いついて虎に化けて大暴れ。
二人を救出するが茶釜エンジンで空飛ぶ電車の別荘。
このままでは逃げられない。
寿老人と操縦を争う矢三郎。

矢二郎が到着、呉一郎を連れてきた。
この呉一郎は早雲だ。

---最終回　「運命の赤い糸」---

今回は色々と急転直下でネタばらし回。
呉一郎は偽物、早雲が化けていた。
空気銃を買ったところでバレますね。
そして小細工をしなければ良かったのにと思う早雲。
借りに偽右衛門になれても、今回も娘が狸鍋に
　されるところを知れば後悔することでしょう。
ましてや、死に際に海星は立ち会ってますから、嫌われること必死ですね。
早雲は天満屋と組んでいたのでしょう。
空気銃を早々に回収しなかったのが、ここまで拗らせてしまった。
二代目の存在がある意味で、今回の騒動を引き起こした原因の
　　一翼を担っているのは否めない事実ですね。

海星は眠っているのがある意味で幸いかもしれない。
怖い思いもせずに済んでいるのかも。
海星の名は総一郎命名、この頃は兄弟も仲が良かった？
叡山電鉄に星瀾が乗ったのは、矢二郎の叡山電鉄ではないようですね。
それとも忘れている？